この風格、まさに「現代の戦車」…新型ディフェンダーが放つ圧倒的存在感と最先端技術の融合
外観デザインの進化:新型ヘッドライトとリアランプ
2026年モデルのランドローバー・ディフェンダーは、フロントおよびリアのライティングデザインを刷新し、外観にさらなる洗練を加えた。
フロントには「シグネチャーデザイン」のヘッドライトを採用し、個性を際立たせると同時に、フォグランプを標準装備化。
リアにはスモークレンズ仕様のランプを装備し、より現代的な印象を強調している。さらに、前後バンパーにはシルバーまたはサテングレー仕上げが施され、全体の完成度を高めている。

車内では、インフォテインメントディスプレイの大型化が目を引く。従来の11.4インチから13.1インチへと拡大され、ダッシュボード上部とセンターコンソールの間に埋め込む形で配置された。
新型のタッチスクリーンは直感的かつ高応答な操作性を実現しており、運転体験の質を高めている。加えて、ステアリングコラムに搭載された赤外線カメラがドライバーの注意散漫を検知し、EUのGSR2規制に対応したドライバーモニタリングシステムも装備される。

2026年型ディフェンダーでは、新たにアダプティブオフロードクルーズコントロールがオプション設定された。この機能は不整地での走行時に速度やブレーキを自動で制御し、運転者の疲労を軽減しながら走行安定性を向上させる。
多様な地形における走行をより容易にするシステムとして、ディフェンダーのオフロード性能を一段と強化する装備となっている。

パワートレイン構成:既存ラインナップを維持
パワートレインは従来の構成を踏襲する。3.0リッター直列6気筒ツインターボディーゼル(D250/D350)、2.0リッターガソリンPHEV(P300e)、および518馬力を発揮する5.0リッターV8スーパーチャージャーを設定。
さらに、BMW製の4.4リッターV8ツインターボを搭載した最高出力626馬力の「ディフェンダーOCTA」も引き続き展開される予定だ。

2026年モデルのディフェンダーは、英国市場での価格が57,135ポンド(約1,106万円)からスタートする。詳細な価格リストは2025年6月に発表予定で、初回納車は同年10月を予定している。

2026年モデルのディフェンダーは、伝統的なオフロード性能に最新のデジタル装備や支援機能を組み合わせることで、現代的なSUVとしての魅力をさらに高めている。
その進化は、オフローダーとしてのアイデンティティを維持しながらも、今の時代に求められる快適性と技術革新を確実に取り入れた結果といえる。
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