熱中症対策に◎ミネラルと栄養をシンプルに摂る、冷まして美味しい【夏野菜みそスープ】レシピ

“冷まして美味しい”夏野菜スープ

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暑い季節の夏野菜は、ビタミン・ミネラル・ポリフェノールなど、その時期に必要な栄養素をたっぷりと備えてます。ですので、猛暑の熱中対策には夏野菜の摂取が必然。なかでも栄養素が水分に溶け込むスープは、最高におすすめの食べ方です。

冷ましスープがおすすめ

「でも暑くてスープは飲めないな」という方には、荒熱を取った“冷ましスープ”がおすすめ。トマトのほのかな酸味と夏野菜の甘味がほどよく溶け合ったスープは、常温やほろ温かいくらいに冷ましても、美味しくいただけますよ。胃が冷えず、体に熱もこもらないので快適です。もちろん冷蔵庫で冷やして冷製スープにしてもOK。

“水とみそ”だけでも美味しんです

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このスープは、夏野菜から出るダシとコクが決めて。ですので、出汁なし。「水とみそ」だけで美味しく仕上がります。騙されたと思って、まずはシンプルに作ってみてくださいね。

みそに含まれる天然のミネラルと塩味が、熱中症対策の大切なアクセントにもなります。

世界のみそスープは偉大です。

トマトと夏野菜のみそスープ(調理時間:8分)

トマトと夏野菜のみそスープ

【材料2人分】

・トマト‥‥‥‥‥‥中1個 (ざく切り)

・なす‥‥‥‥‥‥‥中1本 (乱切り)

・ピーマン‥‥‥‥‥1個 (乱切り)

・とうもろこし‥‥‥1/2本 (包丁でそぐ)

・みょうが‥‥‥‥‥1本 (せん切り)

・水‥‥‥‥‥‥‥‥2カップ

・みそ‥‥‥‥‥‥‥大さじ1と1/2〜大さじ2

【作り方】

1. 材料をカットしておく。

野菜カット

2. 鍋に水を沸かし、トマト、なす、ピーマン、とうもろこしを入れて5〜6分ほど中火で煮込む。

材料を煮る

3. なすに火が入ったら火を止め、みそを溶かす。

4. 荒熱が取れたらカップに盛り、みょうがを添えていただきます。(冷蔵庫で冷やしてもOK)

冷やしたら塩気の調節を

冷やすと塩気が弱く感じるので、お好みで塩こしょうやしょう油で味を整えるといいと思います。

温めて飲んでももちろん美味しいので、ご自分の体調や気分に合わせていろいろなテーストのみそスープを味わってみてくださいね。

山田直

ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰