【ガチガチ股関節が簡単スッキリ!】椅子に座ったままできる股関節ひらきストレッチ

股関節が硬いとどうなる?
股関節が硬いと、骨盤が前後に動きにくくなり、腰への負担が集中して腰痛の原因になることがあります。また、歩幅が狭くなったり、下半身の血流が滞ってむくみや冷えにつながることも。逆に股関節が柔らかいと骨盤の動きがスムーズになり、腰への負担が減って姿勢がラクに保てます。股関節まわりの筋肉がゆるむことで、脚の動きが軽くなり、歩くのも座るのも快適になるのです。
どこに効く?股関節まわり&背骨の回旋でWリセット
このストレッチでは、股関節を大きく開きながら手のひらで膝を外へ押すことで、内もも(内転筋群)や股関節の内側をじわっと伸ばすことができます。内転筋や股関節周辺の筋肉が硬くなると股関節の可動域が狭くなり、歩くときや座るときに骨盤がスムーズに動かなくなります。その結果、腰や骨盤への負担が増え、疲れやすさや姿勢の崩れにつながることも。
さらに、肩を内側に入れるツイストの動きが加わることで、背骨にも回旋の刺激が入り、腰から背中までの張り感をやわらげる効果があります。股関節だけでなく背骨にも同時にアプローチできるので、短時間でも下半身から上半身までスッキリとリセットできるのが特徴です。

イラストAC
このストレッチで得られる変化
このストレッチを習慣にすると、股関節の詰まり感が解消され、腰や骨盤まわりの動きがスムーズに。内ももや股関節の柔軟性が高まることで骨盤の位置が安定し、姿勢も自然に整いやすくなります。
さらに、背骨のツイストによって腰や背中の張りがやわらぎ、上半身まで軽さを実感できるでしょう。デスクワークや長時間の移動で硬くなった身体を、椅子に座ったままで簡単にリセットできる便利なストレッチです。
股関節ひらきストレッチのやり方
①椅子浅く腰掛け、両足を大きく開きます。

photo by HINACO
②手のひらを軽く膝の内側へ添えて、肩を入れるようにしながら股関節を押し広げます。ゆったりと交互に繰り返しましょう。

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HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)