藤井恵さん直伝、栄養満点みそ汁&即席漬物でからだ整う。おにぎりとの相性抜群
毎日栄養を考えた献立を考えるのはなかなか難しいもの。そんなときは、具だくさんのおにぎりに汁物や簡単な漬物を添えて、つくる人にも食べる人にもうれしいシンプルな献立を目指してみては? 料理研究家の藤井恵さんによる、おにぎりにぴったりな汁物&即席漬物レシピを紹介します。
おにぎりにプラスすればもっと整う!
【写真】キノコのかきたま汁。タンパク質も豊富
栄養満点みそ汁レシピ2選
おにぎりに合う栄養満点みそ汁レシピを2つ紹介します。
●ニラと厚揚げのみそ汁
おにぎりに使いにくい葉物は、汁物に入れればOK。厚揚げは豆腐よりもタンパク質豊富で、食べごたえもあるのでおすすめ。
【材料(2人分)】
- ニラ 1/2束
- 厚揚げ 小1枚(150g)
- だし汁 2カップ
- みそ 大さじ1~1と1/2
【つくり方】
(1) 厚揚げは縦半分、横1cm幅に切る。ニラは3cm長さに切る。
(2) 鍋にだし汁と(1)の厚揚げを入れて火にかける。煮立ったら弱火で2~3分煮てニラを加える。みそを溶き入れ、煮立つ直前に火を止める。
[1人分132kcal]●キノコのかきたま汁
もっと食物繊維を! というときは、キノコの汁物が強い味方。卵で手軽にタンパク質も補えます。
【材料(2人分)】
- シメジ 1/2パック
- エノキダケ 1/2袋
- 卵(溶きほぐす) 1個
- だし汁 2カップ
- A[しょうゆ小さじ1 塩小さじ1/4]
- B[だし汁(または水)大さじ1 片栗粉大さじ1/2]
【つくり方】
(1) シメジは石づきを除いて小房に分ける。エノキは根元を除いて長さ2~3等分に切る。
(2) 鍋にだし汁を入れて火にかけ、煮立ったらAと(1)を入れて中火で1分煮る。
(3) 混ぜ合わせたBを加えてとろみをつけ、卵を流し入れて混ぜ、火を止める。
[1人分71kcal]箸休めにぴったりな即席漬物2選
手軽につくれる即席漬物レシピを2つ紹介します。
(左)長イモの赤ジソ漬け(右)ニンジンと切り干し大根のポン酢ゴマ油漬け
●ニンジンと切り干し大根のポン酢ゴマ油漬け(写真右)
食物繊維はもちろん、ビタミンやカルシウム、カリウムなどのミネラルも豊富な切り干し大根。戻しすぎず、食感を残すのがポイントです。
【材料(つくりやすい分量)】
- ニンジン 1/3本
- 切り干し大根 60g
- 水 大さじ2
- ショウガ 30g
- A[ポン酢しょうゆ大さじ5 ゴマ油大さじ1/2]
【つくり方】
(1) 切り干し大根は食べやすい長さに切ってほぐして洗い、水気をきる。ボウルに入れて分量の水をかけて10分ほど戻す。ニンジン、ショウガは細切りにする。
(2) ポリ袋に(1)とAを入れて混ぜ、空気を抜いて口を閉じ、30分以上おく。冷蔵庫で2~3日保存可能。
[全量295kcal]●長イモの赤ジソ漬け(写真左)
すっきり味がうれしい酢漬けは箸休めにぴったり。長イモは大きめに切ってシャキシャキ感をキープします。大根でつくっても。
【材料(つくりやすい分量)】
- 長イモ 300g
- シソ風味ふりかけ 小さじ1
- A[酢、水各大さじ3 砂糖大さじ1]
【つくり方】
(1) 長イモは皮をむいて4cm長さ、1.5cm角の棒状に切る。
(2) ポリ袋に(1)とシソ風味ふりかけ、Aを入れて混ぜ、空気を抜いて口を閉じ、1時間以上おく。冷蔵庫で2~3日保存可能。
[全量240kcal]※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう