食べてやせるには「食間」が重要【40代からのゼロリバウンド・ダイエット】
きちんと食べてやせるには食間を空け過ぎないこと
ダイエットをしてもすぐリバウンドしてしまったり、なかなか痩せない…そんなあなたのお悩みを解決してくれるのが、臨床栄養医学指導士・トレーナーの高木けんとさんの提案する「けんと式ダイエット」です。
「痩せない原因をつぶす」というのが特徴的な「けんと式ダイエット」では、誤った独自のダイエット方法を試して痩せにくくなってしまった体にも効果が期待できるとのこと。
40代以上になって、若い頃より痩せにくくなったしまったと感じている方もぜひ試してみてください!
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【糖質を摂る間隔も重要!】
実際に食事をするときは、摂取するタイミングを見直すことがとても重要になります。理由は食事と食事の間、食間を空け過ぎると、その次の食事の後で血糖値が急上昇しやすいため。空腹を我慢すると食べ過ぎにつながりますし、血糖値が急激に上昇すると急激に下降し、低血糖になると食欲が乱れ、太るリスクが上がってしまうのです。■食間が空きそうなら間食で調整
じゃあ、どのように食事をすればいいのか。僕が最もおすすめするのは、3食+間食という4回に分けて食べることです。
まず、3食きちんと食べてください。1日1~2食しか食べない人もいますが、それが自分の体に合っているというのは思いこみ。空腹が長過ぎると、体はエネルギー消費量を節約して代謝が下がり、食べれば血糖値は急激に上下します。確実に太りやすく、やせにくい体になるといえます。
ただし、3食でも朝・昼・晩の食間が空き過ぎてはダメなので、できれば4~5時間おきには食事をしたいもの。とはいえ、その人の日常の生活スタイルにもよるので、厳しいルールは決めません。まずは、3食しっかり分けて摂ることを意識してください。
そして、最も食間が空きそうな時間に間食を入れるようにします。いうまでもなく、間食=お菓子ではありませんよ(苦笑)。一般的に多いのは、昼から晩の食事の間だと思います。例えば、昼食を12時に食べて、夕食は午後7時とか8時とかになるとします。7~8時間ぐらい食間が空いちゃう場合、ちょうど中間あたりの午後遅め、夕方にかけて間食を食べるわけです。習慣にすると血糖値が安定しやすく、食欲も抑えられるようになってきます。
「空腹時間が短いと、脂肪燃焼が止まらない?」と聞かれることがあります。大丈夫、空腹でも空腹じゃなくても脂肪は燃えます(笑)。空腹時間を長くしてもいいですが、食間が空き過ぎると食欲が抑えられず、ダイエットの成功率が下がるって話です。
■【けんと式ダイエット】生活スタイルに合わせ食間を調整しよう
まずは3食きちんと摂るように意識をする。
食事を抜くと食後の血糖値の急上昇を招き、太るもと。まずは3食きちんと摂るように意識をする。
食間が4~5時間以上、空きそうなときは、ちょうど中間の時間を計算する。
計算した時間くらいに間食を入れると、次の食後の血糖値が安定しやすい。
※本記事は高木拳斗(けんとのダイエット講座)著の書籍『「モリモリ食べたい!」「運動嫌い」でもなんとかなる 40代からのゼロリバウンド・ダイエット』から一部抜粋・編集しました。