【40代50代のボディメイク】インナーマッスルにアプローチ!寝たままできるお腹痩せエクササイズ

お腹痩せの鍵は「インナーマッスル」

年齢とともに気になるお腹まわり。なんとかしたいと思いつつ、トレーニングや筋トレは面倒…。そんな方も多いのではないでしょうか。効率よくお腹痩せを叶えるために覚えておいて欲しいのがインナーマッスルです。

インナーマッスルとは、体の深層部にある筋肉の総称。姿勢や体のバランスを保つ、土台のような役割を果たしています。体の奥深い部分にあるため、目立たないかもしれませんが、動作の安定や疲れにくさ、体型の維持に大きく関わっています。

特に、年齢を重ねると、インナーマッスルは使われにくくなり衰えがちです。そのため、体の軸がブレて姿勢が乱れたり、ちょっとした動きでも疲れやすくなったりします。さらに、お腹がたるむなど、体型の崩れにもつながります。

ポイントは腹横筋&腸腰筋を意識して使うこと

お腹痩せを目指すには、インナーマッスルの中でも腹横筋腸腰筋を意識して使うことが大切です。

photo by illustAC

腹横筋は、お腹をぐるりと囲むように存在するインナーマッスル。天然のコルセットのような役割を持ち、内臓を正しい位置に保ち、姿勢を安定させる働きがあります。この筋肉が衰えると、下腹部がぽっこり出やすくなったり、腰への負担が増えたりすることも。

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腸腰筋は、腰から太腿にかけてつながっているインナーマッスル。骨盤を支え正しい位置に整える役割があります。この筋肉が衰えると、骨盤が前傾しやすくなり、姿勢が乱れて反り腰になったり、ぽっこりお腹の原因になることも…。

インナーマッスルにアプローチ!寝たままできるお腹痩せエクササイズ

今回ご紹介するストレッチは寝たままでOK!腹横筋や腸腰筋にしっかり刺激を与えることができます。インナーマッスルを目覚めさせ、お腹まわりをスッキリさせましょう。

<やり方>

photo by Reiko Sudo

1)仰向けになり、両膝を90度に曲げて脚を持ち上げる。お腹を軽く引き込み、腰を床に押しつけて浮かないようにする

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2)息を吐きながら左脚を伸ばし、ゆっくり床スレスレまで下す

3)息を吸いながら、元の位置に戻り、脚を入れ替えて反対側も同様に行う

4)左右交互に、10回行う。

腰が浮かないように床に押しつけることで、インナーマッスルにしっかり効かせることができます。大きく動かなくても、じんわり効いている感覚があればOK!ゆっくり丁寧に行うほど効果が高まります。

まずは10回からスタート。無理なく続けることで、体が軽く感じられるようになり、少しずつお腹まわりがスッキリしてくるはずですよ!

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。