食のプロがおすすめする『夏に食べたい薬味』5選!食欲増進や消化促進にも効果的だからぜひ取り入れて!

出典:写真AC

暑い日が続いて食欲がない…そんな時は薬味の出番です!

薬味は見た目で彩りを添える事はもちろん、食欲増進や消化促進にも効果的。その他にも食品が悪くならないような抗菌作用、暑さで元気が出ない時の疲労回復効果など、夏に嬉しい効果がたくさんあります。

食生活アドバイザーで、薬膳コーディネーターでもあるこじまはるなが夏に特にオススメしたい薬味と、長持ちさせるための保存方法を一緒にご紹介します。

1.大葉

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夏に旬を迎える大葉は爽やかな香りで食欲増進!そのままちぎって使える手軽さも嬉しいですね。漢方薬にも使われており、中毒をおこした人に煎じて飲ませたら命が蘇ったという逸話もあるそうです。殺菌、防腐効果もありお弁当にもピッタリです。お豆腐や素麺、パスタにもよく合います。

長持ちさせるには、軸の部分を湿らせたキッチンペーパーで包んで乾燥しないようにして冷蔵保存します。(保存目安:3週間)

2.みょうが

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血の巡りに一役買ってくれるみょうがも、夏に旬を迎える野菜です。血行促進作用があるため、冷房などの冷えがおこす不調に効果的です。殺菌作用もあるため、刺身の薬味にも。酢に漬けたり、サラダのトッピング、味噌汁の具として食べたりするのもオススメです。

保存は容器にみょうがを入れ、かぶるくらいの水を注いで3日に1度水を交換します。(保存目安:2週間)

3.しょうが

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身体を温めるイメージが強い生姜は、葛根湯の生薬にも使われ咳や痰、頭痛など風邪の諸症状に効果を発揮してくれます。殺菌力や抗菌力も強いため、夏場は調理に上手く活用したい食材です。また、胃腸を活性化してくれる効果もありますので、冷たいものを食べる機会が多い夏にはオススメ。様々な料理に合わせやすく、そうめんや冷奴の他、味噌汁に入れたりドレッシングにプラスしたりするのも美味しいですよ。

しょうがも、みょうがと同様にかぶるくらいの水を入れて3日程で水を交換して冷蔵保存すると長持ちします。(保存目安:1カ月)

4.わさび

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高い殺菌・消臭効果で知られるわさびは、お寿司や刺身に添えられているのも納得ですね。他の薬味に比べて使用する機会が限られがちかもしれませんが、醤油やマヨネーズなどいつもの調味料に混ぜて辛みを楽しむ他、お肉に添えても美味しく食べられます。パスタやクリームチーズと合わせたディップも美味しいので、ぜひ試してみてください。

練りわさびでも効果は同じですが、生のわさびはキッチンペーパーで包んでその上からラップで包み冷蔵保存します。(保存目安:1週間)

5.大根おろし

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消化を助けてくれるナンバーワン食材、大根。

消化酵素が豊富で夏の疲れた胃を助けてくれます。ざる蕎麦やそうめんなど冷たい料理や揚げ物と一緒に食べる事をオススメします。胃腸が弱っている時には煮物もオススメです。喉の炎症や咳にも効能を発揮してくれます。

根を新聞紙またはキッチンペーパーで包み、冷蔵庫で立てた状態で保存します。(保存目安:1カ月)

最後に

今回は夏にオススメしたい身近な食材を紹介しました。暑い日を少しでも快適に過ごす手段の一つとして、食材のパワーを借りてみるのはいかがでしょうか。

■執筆/こじまはるな

食べる事が大好きで食事に興味を持つ。

食生活アドバイザー、薬膳コーディネーターの資格を所有し、身体に優しく目でも楽しめる料理を発信。

編集/サンキュ!編集部

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