美形親子猫の「無言の圧力」 飼い主に「求めたこと」が話題に
美形親子猫の「無言の圧力」 飼い主に「求めたこと」が話題に
猫ちゃんが、無言の圧力をかける姿がXで注目を集めています。投稿したのは、Xユーザーの「@purinlala」さんです。
当投稿は執筆時点で6670回表示されるなど話題となっています。
また記事中では、ペット保険についてもご紹介します。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
親子の猫ちゃん、真剣な表情で訴える!?
真剣そうな表情のララちゃん&ぷりんちゃん
「ありがとう開けろ」というコメントとともに投稿されたのは1枚の写真でした。投稿に収められてるのは、猫のララちゃんとぷりんちゃん。
長毛猫のララちゃんは、茶トラ猫ぷりんちゃんの母親です。親子で仲良く並び、何やら真剣そうな表情を浮かべています。
何かを訴えているかのようにも見えますが、一体どうしたのでしょうか?
親子猫の目の前にあったのは…大好きなもの!
圧力がすごいララちゃん&ぷりんちゃん
なんと、ララちゃん&ぷりんちゃんの前にはおやつがたっぷり入った缶が置かれていました。ララちゃんとぷりんちゃんは、おやつの袋を開けてほしいのでしょうか?
無言の圧力がすごいです…。こんな圧力をかけられたら、すぐに降参しそうですね。
別の日、おやつを食べるララちゃん&ぷりんちゃん
別の日のララちゃんとぷりんちゃん、おやつをもらっています。袋の両側から仲良くおいしそうに食べていますね。
無言の圧力から一転、とても幸せそうなララちゃん&ぷりんちゃんでした。
優しいララちゃんと個性的なぷりんちゃん
最後に、投稿者さんに詳しいお話をうかがいましたのでご紹介します。
――出会いのエピソードを教えてください。
ぷりんは、母猫のララから偶然授かり、家で生まれた雑種の猫です。
ララは別の飼い主さんから譲り受けた子で、静かで賢い性格を持ちながら、歳を重ねるごとに少しずつ甘えん坊になっています。何かあると、なんでもぷりんに譲ってあげる優しいお母さんです。
――お名前の由来はありますか?
ぷりんの名前は、以前飼っていた茶トラ猫にちなんで母が名付けました。
おそらく、その猫が茶色で、デザートのプリンの色に似ていたことが由来だと思います。
――普段はどのような子ですか?
ぷりんは頭が良く、大人しく、育てる上で困ったことがない猫です。のんびりしていて優しく、豊かな表情で私たちを飽きさせない存在です。
時には甘えん坊になり、また時にはヤンチャに遊び、時にはそっぽを向いて無視するなど、いろいろな顔を見せてくれます。
家族を癒し、かけがえのない存在です。人懐っこくて甘えん坊ですが、静かでおとなしい一方で少し強引なところもあります。
また、おやつの時間になると頻りに催促してきます。ぷりんはコロコロ(粘着シート)で体を転がされるのが好きで、やってもらいたくて催促してきます。
ぷりんがかまってほしい時に、私たちが無視したり昼寝していたりすると、飛び乗ったり跳び蹴りしてくることもあります(笑)。玄関に行くときは、外に出たい気持ちから抱っこして連れて行ってほしくてまとわりついてきます。
――自慢のポイントは何ですか?
自慢は表情豊かなところですかね(他いっぱいあります)。私たちは、約40年ほど猫を飼ってきましたが、ぷりんは美形なのにかなり個性的で面白い子です。
――以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。@purinlalaさん、ありがとうございました!
@purinlalaさんは、今回ご紹介した投稿のほかにも、愛猫の投稿をたくさんしていらっしゃいます。気になる方はご覧になってはいかがでしょうか。
(以下引用)
ありがとう開けろ pic.twitter.com/VPBVywipLD
— ぷりんちゃん𝕏 (@purinlala) July 7, 2025
(以上引用)
(以下引用)
おやつタイム pic.twitter.com/Lc2yx7nNlq
— ぷりんちゃん𝕏 (@purinlala) July 28, 2025
(以上引用)
猫の入手先は保護猫が約4割
幸せそうな猫
一般社団法人ペットフード協会が発表した「令和6年 全国犬猫飼育実態調査」によると、ペットとしての猫の入手先として多いものは以下のようになりました。
猫の入手先
・1位 33.6%:野良猫を拾った
・2位 20.4%:友人/知人/親族からの無償譲渡
・3位 16.7%:ペットショップで購入
・4位 8.0%:譲渡会を通じての無償譲渡
・5位 5.1%:友人/知人/親族からの譲渡・購入
※集計ベース:猫飼育者 アンケート人数886人
保護猫に明確な定義はないですが、上記の「野良猫を拾った」「友人/知人/親族からの無償譲渡」「譲渡会を通じての無償譲渡」などを経由して飼っている猫を、一般的に保護猫と呼ぶのではないでしょうか。
また「保護猫」に該当すると思われる上記ランキングの1位、2位、4位を合算してみると「ペットとしての猫の5割以上は保護猫」という状況が推察できます。
保護猫を飼う時もペット保険の加入を視野に
部屋の中で過ごす猫
保護猫、特に元々野良だった猫は、飼い始めの時点で健康状態が不鮮明なケースも多いかと思います。
思わぬケガや病気を患っている可能性もあるので、健康診断をしたうえでペット保険に入り、しっかり補償をつけることも重要な選択肢になってくるでしょう。
そもそもペット保険とは、ペットがケガや病気を患った際に、治療費を補償する保険です。加入できるペットは犬や猫が基本ですが、ハムスターや爬虫類などが加入できる商品もあります。
ペット保険の加入を申請する際、基本的には過去の病気の履歴などを申告する必要があります。
元野良猫などのケースでは、過去の病気・ケガの詳細がわからないことも多いかと思います。
しかし、ペット保険の商品の中には推定年齢や現在の健康状態を元に加入の審査をするものもあるので、マッチする商品を探してみるのもいいでしょう。
ペット保険の保険金支払い方法や特約
病院で治療を受ける猫
ペット保険の保険金支払い方法
ペット保険は、ペットが病気やケガを患った際の治療費について、補償限度額の範囲内で一定割合を補償します。
限度額や割合は保険会社各社によって差がありますが、自己負担の金額を抑えられるような商品ほど保険料は高くなる傾向があります。
ペット保険の特約
商品によっては、治療費補償の他に、自分のペットが他人のモノを壊したり、または他人にケガをさせたりした際にも補償を受け取れるような「ペット賠償責任特約」などがあります。
保護猫を飼う際にはペット保険などの検討も
治療中の猫
今回冒頭で紹介した話題のポストのように、保護猫の注目度は高いです。
ネット上のそういったコンテンツを見て、「私も飼いたい」と思う人もいらっしゃるのではないでしょうか。
保護猫には「過去の病気歴が不鮮明」といったリスクがあるのも事実なので、飼い始めの段階で獣医師にしっかり診てもらったり、必要に応じてペット保険に加入したりすることなどもぜひ検討してみてください。
また、猫との暮らしを考える中で、かかるお金や注意すべき点はいくつかあります。
将来のお金について不安に感じる方もいるのではないでしょうか。最新データから現代の状況を把握して、正しい知識を身につけたいものです。
参考資料
・@purinlala 投稿1本目
・@purinlala 投稿2本目
・一般社団法人ペットフード協会「令和6年(2024年)全国犬猫飼育実態調査 ペット入手時の情報源・入手先」
・一般社団法人日本損害保険協会 ペット保険
・au損害保険株式会社「野良猫でもペット保険に加入できる?保険加入の流れや注意点について解説」