ユナク&ソンジェ、Double Ace新曲で歌謡曲に挑戦!新ユニット組むなら?「お互いに◯◯を推薦(笑)」

昨年日本デビュー15周年を迎えたダンスヴォーカルグループ 「超新星(SUPERNOVA)」のボーカルを務めるユナクとソンジェによるユニット「Double Ace」が、約3年半ぶりとなるミニアルバム「PRESENT」を7月2日(水)にリリース。ファンキーなダンスナンバーから演歌風の歌謡曲までバラエティ豊かな全5曲が収録されたアルバムでリード曲の「薔薇色のランデブー」も話題を呼んだ。Kstyleでは久しぶりのアルバムリリースの心境や制作秘話はもちろん、超新星(SUPERNOVA)への思いや、2人の近況や愛称などについてたっぷりと話を聞いた。
3年半ぶりのリリース「演歌風歌謡曲に挑戦!」

ユナク:理由……そうですね。やっぱりアルバムを出したいという気持ちが強かったってことでしょうね。コロナ禍の時期は正直グループとしてのテンションが落ちていたんです。コロナ禍を経て昨年11月、約3年ぶりに超新星(SUPERNOVA)のメンバー5人で「HEAVEN」というアルバムを出したら、ファンの皆さんの反応がすごくよかったし、僕らもうれしかったので、それだったらDouble Aceとしても久々に出してみたいってことになって今回のリリースが実現しました。――久しぶりのリリースということで気合も入っていると思いますが、アルバム制作中おふたりでどんな会話をされましたか?
ユナク:約3年半ぶりのリリースでファンの皆さんにどんな新しい姿を見せようかと話したり、徳間ジャパンさんといえば、やっぱり演歌が強いって聞いたので「歌謡曲に挑戦しようか」という話をしましたね。――先行して公開された「薔薇色のランデブー」を見たときはバリバリの演歌風歌謡曲だったので本当に驚かされました。ファンの皆さんの反応はいかがでしたか?
ソンジェ:皆さん本当に楽しんでくださったみたいです。そして音源を発表した時もですが、ライブで披露した時にもっと楽しんで盛り上がってくださったので、僕たちもすごく楽しくて「やってよかったな」って思いました。ユナク:最初は少し不安もあったんですけど、ソンジェくんと話し合って「よし、やってみよう」って。僕ら、年齢もそれなりになってきたこともあるし(笑)。ライブではファンの皆さんがポーズとか仕草ひとつひとつに喜んでくださって、今まで以上の熱い反応をいただいています。――演歌の歌唱法やダンスについて、どんな工夫をされましたか?
ソンジェ:今まで活動しながら見たり聞いたりして感じてきたことを曲の雰囲気を合わせて生かそうと自分なりに頑張りました。昔からトロット(韓国の演歌)みたいな曲はライブやイベントでカバーをしたことがあったんです。最近も「ズンドコ(きよしのズンドコ節)」を歌いました。――アルバムにはリード曲「薔薇色のランデブー」の他にもバラエティに富んだ楽曲全5曲が収録されていますが、制作秘話やリスニングポイントを教えてください。
ユナク:アルバムのタイトルが「PRESENT」ということで、それに合わせて「Gift -from Double Ace-」という曲もあるし、「My Sweet Melody」曲はファンへ向けたメッセージソングです。Double Aceのアルバムには必ず1曲はファンに向けた曲を入れるんですけど、今回はそれが「My Sweet Melody」です。自分たちで言うのもなんですが、どんどん深みが増しているというか、ファンに向けた想いとか大切に思う気持ちが強くなっていって、歌う時の気持ちも変わってきているし、今回のアルバムのプロモーションでもこの曲をたくさん歌わせていただきました。――ファンの皆さんの反応はいかがでしたか?
ユナク:そうですね。「薔薇色のランデブー」の次のトラックが「My Sweet Melody」なので(笑)、そのギャップがいいとおっしゃる方もいらしたし、一緒に歌ってくださる方もすごく多かったので、僕らの気持ちが伝わったのかと思いました。ソンジェ:Double Aceはライブを重視しているのですが、僕は個人的に「Into the light」がとても好きですね。ファンの皆さんも一緒に歌いながら盛り上がってくれます。スタッフさんもこの曲が一番いいとおっしゃる方が多くて、僕自身は最初に聞いた時は「まぁまぁかな」って思ったんですけど(笑)、ライブでやってみたら一番好きになったので「やっぱりステージの上で皆さんの前で歌うまでは曲の本当の良さはわからないんだな」とか「スタッフの方々の声もきちんと参考にしないといけないな」と思いました(笑)。
自己管理を徹底「グループ活動を長く続けるために…」

ソンジェ:ファンの皆さんが大切な時間を使って会いにきてくださったので本当にありがたかったです。本当は5人全員で七夕という特別な日にファンミーティングができたらもっとよかったんですけどね。ユナク:僕たちのファンクラブの名前がMilkyなんですけど、昔ソンジェくんと2人で「ミルフェス」というファンミーティングをやっていたんです。「ミルフェス」は、ファンクラブとしてファンの皆さんのためになにができるかを考えていて、ちょうど他のメンバーが兵役に就いていた時期だったから、僕ら2人でやろうって決めて始めたファンミーティングなんです。今回もタイミング的に5人でのファンミーティングはできなかったのですが、Double Aceのプロモーション活動に合わせてファンミーティングとライブをやることになりました。実際にやってみたらファンの皆さんの中でも「ミルフェス」への思いがあったみたいですね。ライブは歌で見せるけど、ファンミーティングでは僕たちの楽しいトーク……今回は僕たちがそれぞれどういう考えを持っているかをお聞かせしようと思って、例えば「こんな状況になったらどうするか?」みたいなトークとか、友情テストとかもしました。あとカバー&オリジナルをアコースティックライブで披露したりと、特別な1日になりました。――2人でやるのと5人でやるのではプレッシャーに違いはありますか?
ソンジェ:やっぱりちょっと違いますね。でも関係なく楽しいです。2人だと2人なりの楽しさがあるし、5人だったら5人だけの楽しさがあるから。たぶんファンの皆さんもそう感じていると思います。――9月13日(土)、9月14日(日)には「超新星16周年記念Special Live」と「超新星 博☆16」が開催されますが、デビュー記念日に行われているこの2つのイベントを準備するとき、どんなことを想いながら準備をしていますか?
ソンジェ:毎年、毎年、時間が経つのが早いなと思いながらライブをしていますが「いつまでこうやって5人でステージができるかな」って話しながら「毎年、今年が最後かも。もし来年できなくても後悔しなくてもいいように頑張ろう」って話しています(笑)。――また去年はデビュー15周年という節目の年でもありましたが、メンバーたちとどんな話をしましたか?
ユナク:メンバーで集まったら、まずは「来年はどうしようか」って話からスタートするんですけど、去年は久しぶりにアルバムを出したことがみんなうれしかったのか、とにかくファンの皆さんと会いたいという気持ちがいつも以上に強くて、グループの活動をたくさんしようと話しました。これからは、もちろんグループ活動は続けていきますけど、それぞれのソロ活動とか、グループも守りながら今までとは違う要素も見せて行かなくてはいけないのがアーティストとしての宿命だと思うので、そのための話し合いもよくしています。――ライブを長く続けるためにどんな自己管理をしていますか?
ソンジェ:最近、自己管理を頑張っているんですけど、去年から1年以上禁酒をしていますし、ジムに通ったり、食事もヘルシーなものを食べるように心がけています。今回のプロモーションが終わって韓国に戻ったら、8月からは禁煙もするつもりです。皆さんの前で長く歌い続けるために。ユナク:僕はもともとお酒もたばこもやっていないから、とにかく太らないように、老けないように気を付けています。一番年上なので(笑)。――ダンスを踊る体力作りも必要だと思いますが、いかがですか?
ユナク:練習するときは正直大変なことはありますね(笑)。その分セットリストをバランスよく組んだりとか工夫をしています。あとストレッチが本当に大切です。僕は身体が柔らかくないから苦手ではあるのですが、きちんとやるようにしています。
新ユニットを組むなら?お互いに推薦しあったメンバー

ソンジェ:今、頭に浮かんだ曲は「愛言葉」です。やっぱり僕たちがステージの上で歌う時にファンの皆さんが一緒に歌ってくれる時にすごく感動するので「愛言葉」がまさにそんな曲だからです。ユナク:僕は「まごころ」かな。メンバーとファンへの思いがこもった曲で、曲としてのバランスがいい曲だと思うからです。「こころから いま 伝えたいんだ いつも隣にいてくれて ありがとう」という歌詞なのですが、全体的にすごく完成された曲だなと思います。ファンの皆さんも好きな曲だし、スローテンポのバラード曲で5人が踊ったらすごくかっこいいので。――おふたりともバラード曲を選びましたが、ファンと盛り上がる系の曲ではいかがですか?
ソンジェ:Double Aceの曲で「Diamond lily」という曲がありますが、歌っていて僕らも楽しいし、ファンも大好きな曲です。ユナク:「Diamond lily」は今回のアルバムの「Into the light」ができるまでは、ずっとライブのラストを飾る曲だったんです。――ユナクさんとソンジェさんのユニット以外「このメンバーでこんなユニットを組んだらおもしろそう」というアイディアがあれば教えてください。
ソンジェ:前回ライブしたときに感じたのはユナクとジヒョクがすごく……。ユナク:やめてくださいよ~(笑)。ソンジェ:似合うと思うんですよ。ダンスパフォーマンスユニットでステージに立ったらすごく楽しいんじゃないかと。ユナク:無理でしょ(笑)。でも、まぁジヒョクはすごく明るくて楽しい人なので、ダンスパフォーマンスユニットはともかく(笑)、一緒になにかをするのはすごく好きです。でも僕的には身長のバランス的に見てみたいのは逆にソンジェとジヒョクですね。ジヒョクはジャズとかタンゴとかをやっていたからダンスのラインがきれいだし、ソンジェくんはもちろんセンターでダンスがうまいから、ジャンルはちょっと違うけど身長のバランスもちょうどいいし、2人で踊ったらかっこいいんじゃないかなって気がしますね。ソンジェ:お互いにジヒョクを推薦しあっていますね(笑)。
共通点と全く合わない点は?「一緒に散歩はできない(笑)」

ユナク:趣味的にはソンジェくんとはけっこう合っていると思います。禁酒してから特に(笑)。ご飯も好きなものがほとんど一緒だし、ふたりでカフェとかに行ったら2時間くらいはしゃべっているから、話も合うし。合わないところは……。ソンジェ:一緒に散歩はできないです。ユナク:散歩はちょっとできない(笑)。座って話すのは好きだけど、ソンジェくんは歩きながら話すのが好きなんですよ。それは僕はちょっとお断りしていますね(笑)。――カフェで2時間もどんなことを話しているのですか?
ユナク:これからの人生のこと? 僕は40代になりましたが、30代後半から40代が話すことって、やっぱりこれからのことじゃないですか。「芸能人じゃなかったら、いつ結婚するの?」みたいな(笑)。――趣味は、どんなことに最近ハマっているのですか?
ソンジェ:僕は自転車。最近、新しいタイヤに替えました。あとはサウナが好きなので休日にはゆっくりしています。熱いサウナと冷水を行ったり来たりして。ユナク:それが本当にいいのかな? ちょっとよくわからない。男にはそれがいいと聞きますが、本当なんですかね? 誰か証明してくれないかな。――ユナクさんはサウナは行かないのですか?
ユナク:行きますが、長くは入っていられないです。――ユナクさんが凝っていることは?
ユナク:僕は普通です。家でNetflixを見ながらチキンを食べたり、あとはうちのわんちゃんハッピーちゃんと1日2回30分くらい散歩をします。あとはずっと家にいます。家にいるのが好きなので。――わんちゃんとは散歩をするのですね(笑)。
ユナク:わんちゃんのためです。自分は好きじゃないけど、本当にわんちゃんのためだけに散歩に行っています(笑)。――Netflixで最近おもしろかったのは?
ユナク:やっぱり「イカゲーム」ですね。シーズン3まで見ました。基本的にはそんな感じのスリルがあるものとか、ゾンビ系が好きで。あとは「ミッション:インポッシブル」とかのアクションが好みです。――ではメロドラマ系は見ないのですか?
ユナク:メロドラマはいろいろと考えさせられるし、感情が疲れるし、なんかうらやましいところもあるし、40代の男の心にはあまりよくないんじゃないかっていう……(笑)。
2人が最近日本で関心ある事とは?

ユナク:今、円がすごく安いじゃないですか。日本を基盤に仕事をしているのでやはり為替は気になります。――それは、もう完全に日本人の気持ちですね(笑)。ソンジェさんは?
ソンジェ:僕は最近J-POPを聞いて刺激を受けています。――特に刺激を受けているアーティストは?
ソンジェ:tuki.さんです。曲がすごくいいです。――ベタな質問ですが、最近おもしろいと思った日本語や好きな日本語を教えてください。
ユナク:「花金」です。韓国語では불금(ブルクム)って言うんですけど、韓国では「燃える金曜日」なのに日本では「花金」なんですね。最近、知りました。※불금=불타는 금요일(プルタヌン クミョイル)の略語で「燃え上がる金曜日」という意味。――最近知ったとは意外です。
ユナク:ワハハ(爆笑)。――ソンジェさんは?
ソンジェ:(しばらく考え込む)ユナク:僕はソンジェくんが日本語で話すときに、いつも最初に「まぁ……」っていうのがおもしろいですね。癖になっているから(笑)。ソンジェ:(笑)。――では、ソンジェさんの好きな日本語は「まぁ……」ってことで(笑)。これからの超新星(SUPERNOVA)としての展望、Double Aceとしての展望、個人としての展望をお聞かせください。
ユナク:超新星(SUPERNOVA)としては、メンバーとの関係性をこれからもずっと持っていきたいです。もし将来的に活動を休止したり解散をしても、やっぱりメンバーとはずっと今までみたいに仲良くしていきたいという気持ちがあるし、あとは来年くらいに超新星のアルバムが出せたらいいなと。Double Aceとしてもソンジェくんとずっと一緒に歌っていきたいです。一緒にやると楽しいし、いろいろと教わることも多いので歌い続けたいです。ソロとしては、最近少し悩んでいるんですよね。舞台も好きでやりたいのですが、最近はスケジュールの関係でできなかったから。だからまた舞台に一度戻りたいという気持ちがあるし、ソロとしてもアルバムを出せたらいいなと思っています。ソンジェ:超新星(SUPERNOVA)とDouble Aceとしての展望はユナクと同じで、個人的には今のように正しく健康的な生活をして、いい機会があったらいろいろチャレンジしたいです。舞台でもドラマでもアルバムでもチャンスがあれば逃さないようにしたいです。
「そばに残ってくれた皆さんのために…」

ユナク:正直言ってこんなに長く活動できるとは思っていませんでした。コロナ禍の時が一番の危機だったと思いますが、それでも僕ら超新星(SUPERNOVA)のそばに皆さんが残ってくださって、その大切さを改めて感じました。心から感謝をしています。この気持ちを持って本当にできる限り努力した姿を皆さんにステージでお見せしたいと思います。自己管理もしっかりしながら!――今回のアルバムを聞いて、そういう気持ちが本当に入っているなって感じました。
ユナク:「今回は」ってどういうことですか(笑)? いつもですよ。――そうですね、すみません(笑)。でも「PRESENT」を聞いて、コロナ禍が明けてファンの皆さんを改めてより一層大切に思う気持ちがすごく伝わってきたので。
ユナク:感じてもらえたならうれしいです。Milkyの皆さんも僕たちと同じように歳を重ねているんですよ。これからもずっとみんなが元気で幸せに会っていけたらいいなって気持ちですね。――そんなに長く応援してくれるファンがいることは幸せですね。
ユナク:すごいことだと思いますよ。旦那でも彼氏でもない僕たちに、こんなに長く付き合ってくれるなんて。だからその気持ちにちゃんと応えられるようにしていきたいです。いい男になってね。ソンジェ:皆さんにいつも感謝していますし、これから残っている人生をお互いに応援しながら幸せにいきましょう! 大好きです!!――最後にKstyleの読者にもメッセージを。
ユナク:久しぶりのKstyleですが、昔からすごくお世話になっていたので、こうしてまたインタビューをしていただいてすごくうれしいです。僕らはもはやK-POPアーティストなのか、J-POPアーティストなのか自分たちでもよくわからないんですけど(笑)、こうしてKstyleに載るということはK-POPアイドルなのかなって(笑)。Kstyleを通じて久しぶりに僕たちを見た方もいらっしゃると思うし、少しでも僕らの存在が気になったり、応援したい気持ちになってくださったらうれしいです。(取材:安部裕子)
■公演情報
「超新星16周年記念Special Live -Natural Selection-」
開催日時:2025年9月13日(土)
<1部>13:30開場/14:30開演
<2部>17:00開場/18:00開演
会場:
(東京都港区虎ノ門2-9-16 日本消防会館)
チケット料金:全席指定 13,000円(税込)
※未就学児入場不可
※営利目的の転売禁止
「超新星 博☆16 -Original-」
開催日時:2025年9月14日(日)
<1部>13:30開場/14:30開演
<2部>17:00開場/18:00開演
会場:
(東京都港区虎ノ門2-9-16 日本消防会館)
チケット料金:全席指定 13,000円(税込)
※未就学児入場不可
※営利目的の転売禁止
■リリース情報
Double Aceミニアルバム「PRESENT」
2025.07.02 Release
【収録曲】
1.Gift -from Double Ace
2.薔薇色のランデブー
3.My Sweet Melody
4.Fly Higher
5.Into the light
※初回限定盤/通常盤と共通
【初回限定盤】(CD+DVD+PhotoBook)
品番:TKCA-75293
価格:5,000円(税抜価格:4,545円)
※「PRESENT」スペシャル三方背スリーブケース仕様
※豪華フルカラー全40P PHOTOBOOK
※限定絵柄トレカ 1枚封入(初回プレスのみ)
DVD:
・「薔薇色のランデブー」Music Video
・Making of Music Video & Photo Shooting
※初回限定盤のみ(クラ徳ショップ限定盤にも封入)
【通常盤】Double Aceジャケット盤(CD)
品番:TKCA-75290
価格:3,000円(税抜価格:2,727円)
※限定絵柄トレカ 1枚封入(初回プレス分のみ)
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