米ロ、ウクライナ3首脳会談を支持 欧州

米ロ、ウクライナ3首脳会談を支持 欧州
【AFP=時事】欧州の指導者らは16日、米国、ロシア、ウクライナ首脳による3者会談の開催を支持する一方、ウクライナの和平合意が達成されるまで、ロシアに対する制裁圧力を続けるとした。
欧州連合のウルズラ・フォンデアライエン欧州委員長、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相、英国のキア・スターマー首相らは、15日に米アラスカ州で行われた米ロ首脳会談を受けて共同声明を発表した。

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声明では、ドナルド・トランプ米大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領にウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を交えた3者会談に向けて、欧州は「取り組む準備ができている」とした。

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また、「公正で持続的な和平が実現するまで、ロシアの戦争経済に圧力をかけるために制裁と広範な経済措置を強化し続ける」と強調した。
スターマー首相は別の声明で、米ロ首脳会談を行ったトランプ氏の努力を称賛し、「ロシアの違法なウクライナ戦争の終結に向けて、これまで以上に近づいた」と述べた。
しかし、マクロン氏はX(旧ツイッター)に投稿し、ロシアが「自らの約束を守らない傾向がよく知られている」と警告。将来の和平協定には「揺るぎない」安全保障の確保が必要だと述べた。(c)AFP
【翻訳編集】AFPBB News