「息子の家族は私だけ」妻を追い詰める母…目が覚めた夫はどう動く?<嫁いびりが止まらない 9話>【非常識な人たち まんが】
■これまでのあらすじ
夫はずっと、家族思いの義母の味方だった。義父の遺言で「母さんを頼む」と言われたことが、心に強く残っていたからだ。けれど、その時の義父はこうも言っていた。「大切なものを見失うな」。その言葉の意味を深く考えたことはなかった夫。だがある日、信じていた義母の妻に対する“本音”を聞いてしまい…。
【夫 Side Story】
「息子の家族は私だけ」妻を追い詰める母…目が覚めた夫はどう動く?<嫁いびりが止まらない 9話>【非常識な人たち まんが】
まさか、俺がいるなんて思ってもいないんだろうな…。母は気分よさそうに電話越しの誰かにずっと、妻の悪口を言い続けていました。
「孫は引き取ってもいいけど、嫁には出ていってもらうわ。私の家族は、息子だけよ」
あまりにも当然のように言うもんだから、ショックでその場から動けませんでした。息が詰まりそうになります…。
しかし、その話を聞いていたのは俺だけじゃなくて…。困惑して固まる妻に母は「出ていく気になったかしら」と言い放ち、空気が凍ったのを感じました。
母と妻がうまくいかなかった理由が、この時はっきりとわかりました。俺はどこかで母を信じたかっただけかもしれません。
たまらず、俺も部屋に入りました。
※この漫画は実話を元に編集しています
脚本:ウーマンエキサイト編集部、イラスト:エイデザイン 高木
▶︎次の話 「お母さんにはあなたしかいないの!」義母の泣き落としに夫の決断は…<嫁いびりが止まらない 10話>