サントリー新ブランド「薬膳好日」で美味しさと健康感を両立。ペットボトルで手軽に“ゆる薬膳”
2025年8月26日 発表
サントリー食品インターナショナル株式会社 ブランドマーケティング本部 矢野瑤子氏(右)とインフルエンサー 石井里奈さん(左)
サントリー食品インターナショナルは、薬膳専門ブランド「薬膳好日(やくぜんこうじつ)」を立ち上げ、シリーズ第1弾「薬膳好日 ジンジャー&ソーダ」を9月2日から、第2弾「同 ジンジャー&アップル」を10月7日から期間限定で販売する。
8月26日に開いた説明会では、ブランドマーケティング本部 矢野瑤子氏と、日頃から薬膳を使った健康習慣を実施しているというインフルエンサー 石井里奈さんが登壇し、「薬膳好日」の企画背景や特徴の紹介、トークセッションなどを行なった。
サントリー「薬膳好日」
薬膳好日 ジンジャー&ソーダ
発売日: 2025年9月2日
価格: 190円前後(税別)
容量: 390mLペットボトル
Webサイト: サントリー「薬膳好日 ジンジャー&ソーダ」
薬膳好日 ジンジャー&アップル
発売日: 2025年10月7日
価格: 220円前後(税別)
容量: 500mLペットボトル
サントリー「薬膳好日 ジンジャー&ソーダ」「薬膳好日 ジンジャー&アップル」
オンとオフの境目が曖昧になり、仕事も日常生活も忙しい日々を送る人が多い今、「本質的に・持続的に元気でいること」が求められている。それに応えるものとして、食材の持つ力で心身をいたわる知恵「薬膳」が注目される一方で、薬膳に興味はあるが敷居が高いといった声は多い。そこでサントリーは、薬膳の薬っぽく飲みにくいイメージを払拭する美味しさ、ペットボトル飲料による手軽さ、薬膳の理論に則った本格さという3点を軸に、誰でも手軽にペットボトル飲料で始められる「ゆる薬膳」を提案する。
中味開発者が薬膳資格を取り、薬膳理論でそれぞれを適度に摂取するといいとされる、「酸(酸っぱい)」「苦(苦い)」「甘(甘い)」「辛(辛い)」「鹹(しょっぱい)」の「五味」を素材由来で配合。
一般的なジンジャーエールは香料によるショウガの再現が多いなか、ショウガを中心にリンゴやレモン、蜂蜜のやさしい甘みで飲みやすく仕上げた。ショウガエキスの辛みで大量の汗をかきつつ、スパイスによる泡立ちを調整し、最適な設計を目指して1000回も検証を行なっている。
パッケージデザインは、苦そうといったイメージを抱かせにくくしつつ、薬膳の価値である健康感が伝わるように、本格的なのにオープンな「老舗薬膳屋のカフェ」をイメージした。甘いものが飲みたいが健康が気になるという人にぴったりで、夜の疲れたときのリフレッシュに飲む人が多い有糖炭酸の代わりや、自分の心と体へのごほうびに、手軽に薬膳を取り入れる手段として「薬膳好日」を手に取ってほしいという。
ショウガやリンゴ、レモン、蜂蜜を使用
社内公募から誕生し、薬膳が生活に根付く台湾での経験による「薬膳を日本でも拡げたい」という担当者の想いから開発された同ブランドだが、昨年限定販売し、好感触を得たという。限定販売の2倍の数量を目標とし、今回発売する2品でキーとなるショウガに限らず別の素材も探しつつシリーズを展開していく予定。ブランド設立でカテゴリや市場の育成を狙い、中期的には200万ケースを目指していく。
トークセッションで石井さんは、体がぽかぽかするため、冷房で肌寒い夏のオフィスで飲みたいと語り、「薬膳好日 ジンジャー&ソーダ」を試飲して、「自分のペースで薬膳を始められる素敵な商品で、薬膳初心者でも取り入れやすいと思う」と感想を述べていた。
「薬膳好日 ジンジャー&ソーダ」を飲む石井里奈さん