【神戸女性刺殺】不審者につけられていたらどうする?危険な3つの場面「帰り道」「オートロック」「エレベーター」
神戸市のマンションで24歳の女性が殺害された事件では、殺人の疑いで逮捕された谷本将志容疑者(35)とみられる男は、女性の勤務先周辺の路上を度々うろつき、事件当日は50分以上にわたり被害女性の後をつけて犯行に及んだとみられるなど、“執拗”ともとれる行動を取っていたことがわかっています。
不審者につけられていると気づいた場合、実際にどうすればよいのかー。
注意する3つの場面は『帰り道』、『オートロック』そして『エレベーター』です。ぞれぞれの対処法を専門家に伺いました。
■帰り道に「つけられているかも」と思ったら
「つけられているかも…」と思ったら ©ytv
帰宅時に誰かにつけられていると思った場合はどうしたらよいのでしょうか。
防犯アドバイザー・京師美佳さん ©ytv
防犯アドバイザー・京師美佳さん
「見ず知らずのストーカーでした ら、駅から自分の好みの人を物色して、後をつけて家を特定する場合が多いです。もし尾行されているかもと思った時には、2つコーナーを曲がると確認することができます。例えば偶然同じ方向へ向かっている方だった場合、そこでもう一つ角を曲がってただき、まだ来る様でしたら、“つけられている”と思っていただいていいと思います」
帰宅せずに「明るい店」へ ©ytv
京師さんによると、つけられているかもしれないと思った場合は、すぐに家には帰らず、明るい店などに駆け込み、不審者の気配が消えるのを待つことが有効だということです。もし走って家に帰ると、家を教えてしまうことになる上、逃げていると余計に追いかけたくなるという心理が働く可能性もあるため、店などに駆け込んで家族の迎えを待つなど、できるだけ自然を装うことがポイントだといいます。
SOS機能ですぐに通報できる準備を ©ytv
また、携帯電話のSOS機能を使ってすぐに通報できる準備をしておくこともできます。電話によって操作方法は違いますが、例えばiPhoneであれば電源ボタンを5階押すとSOS画面に切り替わります。もし間違えて繋がってしまった場合は切らずに「間違い」と伝えて下さい。
■オートロックの前で誰かがついてきていると気づいたら
「先にどうぞ」と譲る ©ytv
ではオートロック付きのマンションで、後ろから誰かがついてきていると気づいた場合はどのようにしたらよいのでしょうか。
京師さん
「『お先にどうぞ』という形で譲ってその方に自分の鍵で入ってもらうことが有効です。『お先にどうぞ』も言いづらかったら、電話をするフリをして少しその場所から離れると、その人は自分で鍵を持っていれば入っていきます。そういう風にちょっとした工夫をする方がいいと思います」
■エレベーターで乗り合わせてしまったら
「何階ですか?」と声をかけ直近階で降りる ©ytv
万が一、エレベーターで不審者と乗り合わせてしまった場合は「何階ですか?」と先に声をかけ、 なるべく低い階で降り速やかにその場を離れることが有効だということです。
京師さん
「一番防犯上良いのは、ドアの横のボタンがあるところに、垂直に立つことです。T字に立つのが一番いいです。背中は壁で相手の様子も見つつ、 非常ボタンに少し手をかけられ るような状態が望ましいです」
背中を壁につけてボタンとT字に立つ ©ytv
入口付近に立つと羽交い絞めにされたり、奥に立つとドアを塞がれて出られなくなったりするため、垂直に立つことが重要だということです。また相手を刺激しないことも大切で「何階ですか?」と声をかけるときも、親切に装って普通に話しかけることが大切だということです。
面識のなかった女性が、一方的に狙われた可能性が高まっている今回の事件。どうすれば被害を防げるのが、自身の身を守るために、できる対策を知っておく必要があります。