初めてマイホームを購入した人が最も後悔していること

初めてのマイホーム購入は人生における一大イベントである。多くの人がマイホームを持つことを夢に見ており、実現に向けて並々ならぬ努力を重ねている。しかし不動産を所有することには多くの利点がある一方で、様々な問題も生じる。初めて家を購入する人は経験もないため、失敗するケースも少なくない。今回のギャラリーで他の人の失敗から学ぶことにより、同じ轍を踏まないようにできるはずだ。このギャラリーを見て、初めて持ち家を買った人が一番後悔しやすいことを確認してみよう。

では初めてマイホームを購入した人が最も後悔していることをご紹介しよう。

貯金が不十分

家が今すぐにでも欲しくてたまらないというのは理解できる。しかし場合によってはもう少しお金を貯めてからの方が良い場合もある。そして購入前には、頭金や諸費用を支払えるだけの十分な資金があることを確認しておこう。

リサーチ不足

住宅ローン、諸費用、新居に必要な設備など、初めて家を買う人々の中には十分に下調べをしなかったことを後悔する人も存在するのだ。

購入先の比較不足

住宅ローンを組む際には可能な限り多くの候補から選ぶようにしよう。金利や条件には幅があり、大きな差が出る場合もある。

予算の変更

最も重要な点である。契約を結ぶ前にあらゆる費用を計算し、支払える金額かどうかを確認しよう。

住宅ローンの事前審査を受けない

物件の内覧を始める前に済ませておくことをおすすめする。ライバルがいることも多いため、申し込む場合には住宅ローンでいくらまでなら賄えるのかを正確に把握しておく必要がある。

周辺地域の開発について考慮しない

新しい家の前に道路はできる？新しい建物が建つ？いずれにしても将来の開発計画が自分の物件にどのような影響を与えるかについて、可能な限り多くの情報を得るようにしよう。

古い塗料を確認しない

古い物件には鉛を含む塗料が使われている可能性がある。購入前に必ず検査を行おう。

通勤時間を考慮しない

初めて家を買う人の中には、新居に住み始めてから通勤時間が長過ぎることに気付く人もいるのだ。事前に通勤時間を確認した上で、自分に適しているか判断しよう。

最終の住宅診断を欠席

まだ居住者がいる物件の場合は特にそうだが、最終の住宅診断を怠らないことが大切である。これによって直前に生じた物件への損傷などを把握することができるのだ。

水漏れ

あいにく全ての水漏れが目に見えるわけではない。調査員が壁、屋根、配管、浄化槽などの部分も点検していることを確認しておこう。

配線の確認不足

特に古い物件では電気の配線が問題となる場合がある。現在の安全基準に合わせて改修されていることを確かめておこう。

狭過ぎる家の購入

住む場所の広さは重要だ。3つの予備の寝室は必要ないにしても「大は小を兼ねる」というのは間違いではない。

「運命の家」を待つ

完璧な家など現れない可能性もある。仮に存在したとしても、現時点では予算オーバーかも知れない。マイホーム購入のタイミングを逃しかねない典型的な失敗なのだ。

不動産業者に依頼しない

売主の不動産業者は買い手の利益ではなく、クライアントである売主の利益を優先して行動するものである。プロを味方につけることで助けてもらえるはずだ。

鍵を交換しない

購入物件の前の所有者を知っていて信頼していたとしても、誰が予備の鍵を持っているかは分からない。用心するに越したことはないのだ。

売却する時の価値を意識しない

物件を購入する際には考慮するべき点だ。特に立地は、物件の再販時に価値が見込めるかどうかに大きく影響する要素である。

購入時期を間違える

市場の動きを予測することはできないが、秋や冬といったあまり購入する人がいない時期に購入することでより良い条件で買える可能性が高まる。

土地勘がない

初めて購入する人の中で、事前に周辺環境を把握するための時間を作らなかったことを後悔している人は多い。

緊急予備資金を用意しない

初めてマイホームを購入する人の多くが、物件購入に全ての貯蓄をつぎ込んでしまうのが現状である。「生活防衛資金」を確保しておけば万が一の時も安心だ。

光熱費を予算に入れ忘れる

持ち家には光熱費という出費が付き物である。光熱費はプロバイダー、使用状況、物件の大きさなどによって、以前住んでいた家の光熱費とは異なってくるものだ。

火災報知器の点検を怠る

前の所有者の言葉を鵜呑みにせず、1つ1つの火災報知器がきちんと作動しているかどうかを確認しよう。

評価に頼り切る

不動産市場は移り変わりが激しいため、必ずしも値上がりするとは限らない。数年後に売却することで多少の利益を得られる可能性もあるが、そうでない場合もあるのだ。

全ての書類を保管しない

全ての書類をまとめて整理しておこう。修理やメンテナンスを行った場合も含めてである。後に物件を売却することになった場合にも役に立つはずだ。

住宅保証を受けない

家電製品などに保証を付けておくのは間違いなく得策だ。場合によっては売り手と交渉できることもあるだろう。

複数の業者を検討しない

ある程度の工事が必要な古い物件を購入する場合は、しっかりと下調べを行おう。友人や家族にお勧めを教えてもらい、できるだけ多くの業者に見積もりを依頼しよう。

必需品を把握していない

どうしても必要なものと、家にあったら良いなと思うものを区別して考えることが大切なのだ。確かにプールがあれば最高だが、寝室を増やすのとどっちが大事だろうか？

買い手の後悔

家を購入する過程には大きなストレスが伴うため、買い手として何らかの後悔を感じるのは自然なことでである。でも大丈夫、最終的にはそれだけの価値があるはずだ！