「女性のお医者さんがいたら…」。病床の知人の一言が頭から離れない!/世界で初めての女性医師エリザベス・ブラックウェル(6)

女性のお医者さんがいれば…

いばらの道を切り開き、世界で初めて医師になった女性

19世紀、女性が教育を受けることすら珍しかった時代に、世界で初めて女性医師になったエリザベス・ブラックウェル。彼女はどんな道を歩んで医師になったのでしょうか。

「一風変わった」教育方針だった父のおかげで、男女の分け隔てなく教育を受けて育ったエリザベスは、好奇心や向上心が強く、「誰も見たことがない景色を見たい」という思いを秘めた女の子でした。

しかし女性が医師になるなんて夢物語のような時代。彼女が歩んだのは偏見と差別に満ちた、険しいいばらの道でした。不屈の精神で苦難を乗り越え、医師になるための第一歩である、医学校に入学するまでのエリザベスの半生をお届けします。

※本記事は監修/大谷智子、まんが作画/梅屋敷ミタの書籍『まんが人物伝 エリザベス・ブラックウェル 世界で初めての女性医師』から一部抜粋・編集しました。

主な登場人物

女性のお医者さん?

でもわたしだけじゃないのよ

その考えが頭からはなれない

女性で最初の医師になる

あなたが決めたならわたしは応援するわ

ありがとうみんな

監修=大谷智子、まんが作画=梅屋敷ミタ/『まんが人物伝 エリザベス・ブラックウェル 世界で初めての女性医師』