「ちはやふる」8月27日第8話あらすじ 梅園ピンチ、八雲(坂元愛登)パニック、風希(齋藤潤)も古傷再発…太一(野村周平)初登場!

「ちはやふる―めぐり―」第8話場面写真 (C)日本テレビ
女優の當真あみが主演する連続ドラマ「ちはやふる―めぐり―」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第八首(第8話)が27日、放送される。競技かるた高校選手権の東京都予選が開幕。藍沢めぐる(當真)ら梅園かるた部は高校最強の瑞沢高と激突し、苦戦を強いられる。劇中には、瑞沢OBで研修医として働く真島太一(野村周平)も登場する。
「ちはやふる―めぐり―」とは?
競技かるたを通して、ヒロイン綾瀬千早と仲間たちの友情や成長を描いた、末次由紀さんによる漫画「ちはやふる」を、広瀬すず主演で実写化した映画の10年後を描くオリジナルストーリー。廃部の危機にある梅園かるた部に所属するめぐるが、顧問の大江奏(上白石萌音)と出会って成長し、高校最強の瑞沢高に挑む姿などを描く。

「ちはやふる―めぐり―」第8話場面写真 (C)日本テレビ
「ちはやふる―めぐり―」第七首「せをはやみ」振り返り(ネタバレ)
ライバルの瑞沢に捕らわれた八雲力(坂元愛登)を先輩の白野風希(齋藤潤)が迎えに行った。そこで瑞沢のエース折江懸心(藤原大祐)に誘われて一戦交えることになり、風希はいきなり札を取り瑞沢メンバーを驚かせた。懸心は「やっぱり思った通り」とその実力を見抜いていたが、まだ力の差は歴然。一戦後、月浦凪(原菜乃華)が「今日は、めぐるちゃんは?」と声をかけた。2人が知り合いと知り風希は驚く。凪はめぐると生まれた時から家が隣で、幼稚園も小学校も習いごとも一緒、姉妹のように育ったが、引っ越しで疎遠になったという。風希は「それで、高校になってかるたで再会したんだから運命じゃん」と笑い、「せをはやみ」の歌のようだと述べた。凪は「そうだね。運命かもね」とつぶやいた。

「ちはやふる―めぐり―」第8話場面写真 (C)日本テレビ
全国大会につながる都予選を3日後に控え、梅園は他校のデータ収集を終え作戦会議を実施。団体戦はオーダー次第で勝率が変わる。例えば八雲が瑞沢のC級と当たれば確実に勝てるなどと読み、与野草太(山時聡真)たちは「なんか希望が見えてきた!」と勢いづく。
一方、テレビでは瑞沢かるた部の特集が放送され、凪がかるたとの出合いが、おさななじみと一緒に行ったかるた教室だと話していた。そのおさななじみとはめぐるのこと。小学生のころ、綾瀬千早(広瀬)に誘われてかるた教室に行く約束をしたが、めぐるは中学受験で失敗し落ち込み、迎えに来た凪に「受験合格おめでとう凪ちゃん。引っ越すんでしょ。私たちここで別れる運命だったんだよ。さよなら」と突き放してしまった。高校生になった今も、めぐるは凪を目の前にすると自分が惨めに思えて仕方がなかった。
都予選当日、東京から全国へ行けるのはわずか2校のみ。緊張が高まるなか、奏から「行けなくてごめんなさい」とメッセージが届いた。この日、奏もA級公認読手選考会に挑んでいた。開会式で「名人」の綿谷新(新田真剣佑)が審判長として登壇し、「過去の選択はやり直せないけど、それを正解にしていくことなら今からでもできます。今日は存分に力を発揮して、正解にしていってください」」とあいさつ。その言葉が梅園メンバーの胸に響いた。
運命の抽選、梅園の初戦の相手は瑞沢に決定した。めぐると凪、風希と懸心が互いを見つめ合う。指で「1」を示す懸心。風希はオーダーを考える草太に「俺、見つけたかもしれない、糸口」とつぶやいた。運命のオーダー発表。1番は風希ではなくめぐる、瑞沢は懸心。梅園は風希を別カードに回し確実に1勝を狙う作戦に出た。2番は奥山春馬(高村佳偉人)と篠原陽介(石川雷蔵)のB級対決、3番は村田千江莉(嵐莉菜)が捨て駒となって吉野音(瀬戸琴楓)とぶつかり、4番は風希が庭野康太(高橋佑大朗)と対戦、5番は八雲と凪のA級対戦となった。春馬、風希、八雲が踏ん張れば梅園にも勝機があるー。草太のオーダー読みがハマり、梅園に追い風が吹いた。

「ちはやふる―めぐり―」第8話場面写真 (C)日本テレビ
「ちはやふる―めぐり―」第八首「おぐらやま」あらすじ
本来の実力差では圧倒的に瑞沢優勢だが、草太のオーダー読みがハマり、ほんのわずかでも梅園に勝てる可能性が出てきた。懸心と対戦するめぐるも「そう簡単に負けるつもりはないよ」と真っ向勝負を挑みにいく。
開始早々、瑞沢が目にも留まらぬスピードで札を取る。観覧席で見守る顧問の島強(波岡一喜)と風希の父、真人(高橋努)は「さすがは優勝候補。大丈夫かな…」と不安になるが、草太は「まだまだこっからです」。梅園はこの数カ月で見違えるほど力をつけてきた。チーム唯一のA級、八雲を筆頭に音を捉える感覚に長けた春馬、反射神経とスピードに秀でた風希、思い切りの良さが光る千江莉、そして動きに無駄がなく暗記の精度も抜群のめぐる。特に最近のめぐるは、草太も「正直、敵に回したくない」と思ってしまうほど急成長を遂げていた。
一方、京都では、奏が読手選考会の真っ最中。梅園の結果が気になりつつも、思いを振りきるように目の前の選考会に集中する。
ところが、梅園の試合は最悪の展開へ。頼みの綱である八雲がプレッシャーに押しつぶされてパニック状態に。何もできないまま対戦相手の凪に札をどんどん取られていき、八雲は自滅寸前に。めぐるはなんとかして八雲を落ち着かせようとする。さらに風希の古傷が再発し、利き手の右手が言うことを聞かなくなってしまう。相次ぐピンチに見舞われて、梅園は絶体絶命の状況に…。