小椋藍、ハンガリーGP11位も「ポジションは上がったけど、自分の手によるものじゃない」

 小椋藍(トラックハウス)はMotoGPハンガリーGPで11位となりポイントを獲得。しかし結果はライバルの転倒によるものだという考えを示した。

 新コースのバラトンパークを舞台に33年ぶりの開催となったハンガリーGP。小椋は苦しい週末の立ち上がりで、予選ではQ1最下位の11番手タイムに留まった。

 スプリントを15位で終えた翌日の決勝では、転倒者が多く出る中安定した走りを続けたこともあり、ポジションをアップ。ポイント圏内に浮上した後もヨハン・ザルコ(LCR)の転倒から恩恵を受け12番手となり、最後はミゲル・オリベイラ(プラマック)をオーバーテイクして11位フィニッシュとなった。

 小椋は今回のレースを振り返ると、ペースはあったものの自力での追い上げは少なく、この結果に対し、実力以上のモノになっていると言う考えを示した。

「決勝レースは昨日と同じようなモノでした。ペース自体はそんなに悪くなかったですし、結果の面ではかなりポジションを上げていますが、それは前方のライダーのクラッシュや、ペナルティを受けた人達の存在によるものでした」

「僕がポジションを上げたのは、実際には自分自身の手によるものではありませんでした」

「ペースは良かったですけど、スタート位置から考えても、僕は最終的な結果に対してそれほどポジションをあげることはできませんでしたね」

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