【葉山】菓子工房「マ・シュシュット」武藤シェフが作る日常に溶け込む葉山のおやつ

【葉山】菓子工房「マ・シュシュット」武藤シェフが作る日常に溶け込む葉山のおやつ

菓子工房「Ma chouchoute(マ・シュシュット)」は、2024年8月1日に葉山の一色にグランドオープン。店名はフランス語で「私のお気に入り」という意味です。

外資系ホテルで腕を振るった武藤修司シェフが「日常に溶け込むお菓子」をコンセプトに、地元の皆さんが心地よい時間を過ごせる「葉山のおやつ」を手作りしています。あなたのお気に入りはどのお菓子でしょうか?

9種類の焼き菓子に思いを込めた「HAYAMA缶」(4,300円)

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2024年8月に葉山の一色にオープンした菓子工房「Ma chouchoute(マ・シュシュット)」。

マ・シュシュットの思いを形にしたのが、9種類の焼き菓子を詰め込んだ「HAYAMA缶」(4,300円)です。

缶に描かれているのは、武藤さんの愛猫・マンチカンの姉妹。真夏にオープンしたことから、葉山の青い海と空をイメージした爽やかなブルーがテーマカラーとなっています。イラストレーター「ほし」さんが手がけました。

蓋を開けると焼き菓子がぎっしり。"スペシャリテ”は、右下の「ラングドシャロール」です。平たく焼いたラングドシャクッキーを熱いうちにひとつひとつ巻き上げています。

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「たいへん手間がかかります。が、人がやらないものを作ることで、オリジナリティを出せる」と、武藤さんは考えています。

フランス語で「猫の舌」を意味する「ラングドシャ」がスペシャリテとは、猫好きな武藤さんにピッタリですね。

このほかの焼き菓子も8種8様の味と食感で、口に入れる度に驚きと笑みがあふれます。

人気ナンバーワン&ツーのお菓子を「わっぱ」に詰めて

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もうひとつのおすすめは「マドレーヌ&フィナンシェわっぱ」(1,800円)。わっぱの中に入っているのは一番人気のフィナンシェ(2個)とナンバー2のマドレーヌ(3個)。素朴な見た目でありながら、繊細な口どけと上品な風味に匠の技を感じます。

わっぱのフタにもマンチカン姉妹が登場。武藤さんがよく散歩している真名瀬海岸から見渡す夕景と猫たちを擬人化したフランスの街かどを描いた、2種類が用意されています。わっぱに好きなお菓子を詰めることもできます(1個350円)。

「和」をイメージしてチョイスされたのかと思いきや、フランスのマドレーヌ発祥地とされる「コメルシーのマドレーヌ」の木箱を参考にしたそうです。

武藤シェフが今作りたい「葉山のおやつ」

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武藤さんは、フランス、ベルギー、ルクセンブルクで修行し、名だたる外資系ホテルで、長年エグゼクティブ・ペストリーシェフとして腕を振るってきました。世界的な洋菓子大会での受賞歴もあります。そんな武藤さんが今作りたいのは、身近な存在のお菓子です。

25年以上、葉山町で暮らしてきた武藤さん。ホテル退職後、たまたま葉山町の物件が空くと聞き、自身の店をオープンすることを決めました。

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「華やかなホテルは非日常の世界でした。ここでは街の皆さんがふらりと買いに来てくださる、日常に溶け込むお店にしたかったんです」

修司さんと妻・恭子さん、そして販売担当の娘・楓花さんの3人で営む地元の菓子店では、毎日、フレッシュな「葉山のおやつ」が次々と焼き上がります。

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取材日 2025/6/26

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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