【小学生考案の“地元おにぎりレシピ”大募集】郷土の味をつなぐ「子どもONIGIRIコンクール」とは?
2025年のテーマは「食の伝承」
●「子どもONIGIRIコンクール」では、小学生が考案するおにぎりレシピを募集中。地元の食材や伝統料理を活かして、オリジナルのおにぎりレシピを作ってみよう!
NPO法人『子どものための味覚の伝承』が主催する食育イベント「味覚の一週間」®では、小学生を対象にした「子どもONIGIRIコンクール」を開催中!
子供たちが、郷土の食材や伝統料理を「おにぎり」という形で表現し、大切な食文化を未来へつなげていくことを目指す企画です。
今年、日本での活動15周年を迎える「味覚の一週間」®と、ONIGIRIコンクールの募集要項をご紹介します。この機会に子供たちと「食」のあり方について考えてみませんか?
[食楽web]
フランス発祥の食育イベント「味覚の一週間」®とは?
「味覚の一週間」®とは、フランスで30年以上にわたり、毎年実施されている子供への食育活動です。次世代を担う子供たちへフランスの食文化を伝えることを目的に始まり、食のプロから味の基本などを学ぶ「味覚の授業」®など、その活動はフランス全土へ普及。現在では「国民的食育活動」として、8割以上のフランス人に認知されています。
日本では「児童を中心とした味覚教育や学習」、「良質な食べ物の生産や加工を促す」、「食べ物のルーツの正しい情報提供」など5つの目的を掲げ、2011年に活動を開始しました。
木嶋隆文氏(TERAKOYA)による「味覚の授業」の様子。持参のコンソメの旨味が、多くの食材と時間によって作られていることを説明。(2024年、学芸大学附属小金井小学校にて)
ボランティアで参加するシェフやパティシエが講師となり、全国の小学校で味覚についての授業を行うほか、地元食材を使った料理のレクチャーや地域でのシンポジウムなど、さまざまなイベントを通じて、食文化と向き合う機会として毎秋、開催しています。
島田進、島田徹(パティシエ・シマ)各氏が、お菓子に欠かせない砂糖にフォーカスし、その種類や製造工程についてレクチャー(2024年、千代田区立富士見小学校にて)
おにぎりレシピの募集内容は? ポイントは「郷土の味」
2019年に開催された「インターナショナルONIGIRIコンクール」で準優勝を受賞した「ラ・フランスまとう濃厚炙り〆鯖おにぎり」(小粋なカレンさん)
今年の注目イベントは、「子どもONIGIRIコンクール」!
地元食材や行事食、保存食などについてのレポートとともに、未来に伝えたい自分の郷土の味や食材を活かした“おにぎりレシピ”を募集しています。
おばあちゃんなどに教わった、家庭で受け継がれてきた大好きな味。地域の食文化を感じさせる料理。そんな“日本が昔から伝えてきたおいしさが詰まったおにぎりレシピを、奮ってご応募ください!
【子どもONIGIRIコンクール 募集要項】募集期間:2025年8月4日(月)~ 11月30日(日)
募集内容:
① 地元に伝わる食文化:<食材><郷土料理><行事食><保存食><調味料>の中からいずれかひとつを選び、その歴史や背景について調査。選んだ理由や、家族、生産者など、まわりの大人に話を聞いたり、資料で調べたりしたことをレポートにまとめる。
② ①の内容を盛り込んだ、オリジナルのおにぎりレシピを考える。
応募対象者:小学校3~6年生
【審査方法】
書類審査:2025年12月初旬に全応募内容を書類審査、上位5点を選出。
最終審査:2026年1月24日(土)15:00~17:00
進出した5名による調査レポートの発表後、各応募レシピをプロが再現、審査員による試食審査を行う。*決勝進出者が出席できない場合は、ビデオメッセージで参加。
<場所> セルリアンタワー 東急ホテル 40Fレストラン
<審査員>福田順彦(東急グループ総料理長)、小池理雄(小池精米店三代目店主)、 藤野真紀子(料理研究家)、柳原尚之(近茶流宗家)各氏 ほか。
優勝賞品:セルリアンタワー東急ホテル「クーカーニョ」 ペアランチバウチャー
特別賞:東京ガス賞ほか
応募用紙:ホームページからダウンロード(PDF版、Word版)
応募送付先:[email protected]
●DATA
NPO子どものための味覚の伝承|「味覚の一週間」® 実行委員会
https://legout.jp/
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