今田美桜「嵩が北村匠海さんで本当に良かった」朝ドラ「あんぱん」クランクアップ
連続テレビ小説「あんぱん」が、およそ1年にわたる撮影を8月22日(金)に終了。主人公・のぶ役の今田美桜と、柳井嵩役の北村匠海から万感のコメントが到着した。
昨年9月に高知県でクランクインした本作。ついに、のぶと嵩は、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」へとたどり着く。
キャスト&制作統括よりクランクアップコメント
主演・今田美桜(柳井のぶ 役)「全部がいとおしくて」

撮影が始まってからの1年間、本当にたくさんの人が支えてくれたんだなと、今、改めて思います。
楽しいこともたくさんありましたが、苦しくて悩むこともあり「何者にもなれない」というのぶの言葉が心に刺さって、自分に問いかけることもありました。でも振り返ると、すごく笑った記憶と、あとは泣いた記憶と、全部がいとおしくて、のぶを演じられて本当に良かったと心から思います。そして、嵩が北村匠海さんで本当に良かったです。たくさん救われました。ありがとう。こんなにもすてきな皆さんと一緒に「あんぱん」を作れたことは、私の一生の財産です。幸せです。ありがとうございました。
北村匠海(柳井嵩 役)「今田さん以外ののぶは考えられません」

僕は朝ドラというものが初めてで、正直悩むこともありましたが、とにかくすばらしい現場でした。シーンの一つ一つの撮影に熱量があって、だからこそ僕も一緒に話し合いながら作ることができたと思います。そして今田さんと僕が夫婦の役で朝ドラと関わるのは、最初で最後かもしれないとずっと感じていました。その作品が「あんぱん」で本当に良かったです。僕は休憩時間も楽屋には戻らず前室にいたのですが、気づけばのぶもそうでした。横にいるといろんなことを感じられる瞬間が多くて、嵩として、北村としてのぶを支えることが僕の責務だと思っていました。本当に最後までよく走りきったと思います。今田さん以外ののぶは考えられません。本当にありがとうございました。
制作統括 倉崎憲チーフ・プロデューサー
昨年9月上旬に高知ロケでクランクインしてから約1年。本当にあっという間でした。それほどまでに毎日濃度が高く、すばらしいドリームチームで全撮影を終えることができ、振り返れば全ての時間がいとおしいです。
座長として現場で笑顔で走り続けてくれた今田美桜さん。そんな今田さんをずっと隣で支えてくれた北村匠海さん。全てのキャスト、スタッフ、関係者の皆さんに感謝の思いでいっぱいです。
そして現場に向かう我々の活力となっているのは、視聴者の皆さんから日々届く多くの温かい声です。
放送も残りあと約1か月。今も愛され続けるアンパンマンはどのように誕生していくのか。
最終回までぜひ楽しみにご覧いただけますと幸いです。

【22週】「愛するカタチ」あらすじ
八木(妻夫木聡)は嵩(北村匠海)の詩の才能を見抜き、八木の会社「九州コットンセンター」で出版部を作って詩集を出さないかと声をかける。最初は断る嵩だが、八木の熱意に押されて詩集「愛する歌」を出版することに。みんな売れないと思っていたが、想像を覆しヒットする。ある日、「愛する歌」に救われたという小学生の女の子が柳井家にやってきて――。
連続テレビ小説「あんぱん」は毎週月~土曜日8時~/再放送12時45分~NHK 総合ほかにて放送中(全26週/130回)。※土曜日は1週間をふり返り