この“ちゅるんちゅるん”な喉越しは初めて!さっぱり&コク感にハマる「坦々つけそうめん」/かな姐さんのお取り寄せのレシピ vol.80

この“ちゅるんちゅるん”な喉越しは初めて!さっぱり&コク感にハマる「坦々つけそうめん」/かな姐さんのお取り寄せのレシピ vol.80

夏になるとやっぱり食べたくなるのが冷たいおそうめん!この夏も暑い日のお昼に幾度となくお世話になりましたし、まだまだ続く過酷な残暑を乗り越えるためにはこれからも度々お世話になる予定です(笑)。

わたしは自他ともに認める麺好きなのですが、美味しい麺があると聞けば全国どこでもすぐに取り寄せて食べてみたくなるほどの麺食い!

今回の素麺はわたしが住んでいるところからもほど近い奈良で、油の代わりに吉野葛を使った特別な製法をされている、三輪山勝製麺さんの「P-3 一筋縄 麦縄そうめん 紙箱入り」です。

なんとこちらの素麺、製造時に油を使用せず、代わりに吉野葛を使うことで、茹で上がりの麺の光沢や喉ごしの良さが特長となっているそう!

早速茹でて、シンプルに麺つゆで頂いてみることに。

まず思ったのは、茹で上がった麺のその艶やかな光沢!口に入れるとその食感はちゅるんちゅるん!なんというか麺の周りに薄い透明の見えない膜が張っているかのようなのどごし、これは今までに経験したことのない食感です。

コシもしっかりしていて、弾力もあり、麺のその1本1本の繊細な形や感触を喉で感じられるのが実に素晴らしい。あまりに美味しくて、もうアレンジせずとも是非ともこのまま食べてほしい……と思いました!この素麺なら毎日食べたとて、決して飽きることなんてありません。

ぶっかけにするより、つけだれで頂くのが個人的にこの夏ずっとハマっていたので、坦々つけ麺にアレンジしてみました小鍋で肉味噌だけ作っておけば、つけだれは豆乳と麺つゆを混ぜるだけなのでとってもお手軽ですよ。

「坦々つけそうめん」のレシピ

■材料(肉味噌は2~3人分できます!そのほかは1人分)

・素麺 2わ(100g)

※1人前で100gくらいを目安に

・鶏ひき肉 150g

・玉ねぎ 1/2個

・ニンニク、生姜 各1片ずつ

A

・酒、味噌 大さじ1ずつ

・砂糖、豆板醤、醤油、ごま油 大さじ1/2ずつ

・すりごま 大さじ2

B

・めんつゆ(2倍濃縮タイプ)大さじ1(1人前あたり大さじ1)

・豆乳 150ml(1人前あたり150ml)

■作り方

1. 玉ねぎ、にんにく、しょうがはそれぞれみじん切りにして小鍋に入れる。ひき肉、Aの調味料もすべて入れて中火にかけ、木べらでかき混ぜながら火を通す。水気が煮詰まってきたら火を止め、すりごまを入れる。Bは混ぜ合わせて冷蔵庫で冷やしておく。

2. 大きめの鍋にたっぷりの湯をわかし、麺を茹でる。時々大きくかき混ぜながら麺がくっつかないように2分間茹で、ざるにあけて湯を切る。流水でごしごし洗い、その後氷水で冷やして皿に盛る。

3. 器に1の肉味噌を入れ、その周りにBのつけ汁を静かに注ぐ。2の素麺をつけ肉味噌を絡めながらいただく。

ちゅるんとのどごしの良い素麺にコクのある肉味噌とクリーミーな豆乳がよく合います!肉味噌は冷蔵庫に入れて4日ほど日持ちします。きゅうりや冷ややっこにのせても美味しい。

賞味期限は730日もあるので、ストック食材としてもおすすめです。冬ににゅうめんにしていただくのも美味しそう。しっかりした箱に入って届くので、贈り物にもぴったりだと思いました!

長らく連載をさせていただいておりました、「おいしいマルシェ」さんの「かな姐さんのお取り寄せ」ですが、今回で最終回となりました。

全国各地の美味しいものをお取り寄せさせていただき、それをアレンジしてレシピにするのはわたし自身とても楽しいお仕事でした。読者の皆様。長い間楽しみに読んでいただきありがとうございました!!!!!!

P-3 一筋縄 麦縄そうめん 紙箱入り/三輪山勝製麺

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