旬の食材とワインに舌鼓! 宇賀なつみの期待感を高めるイタリアン「最高の前菜」

食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。フリーアナウンサーの宇賀なつみさんが、東京・渋谷のイタリアンでいただける「冷製ムース」をレコメンド。渋谷から少し離れた大人の空間で楽しめる逸品です。

宇賀なつみさんオススメのグルメ一覧はこちら▶︎

自由なスタイルで肩肘張らずに楽しめる人気イタリアン

宇賀さんオススメの料理がいただけるお店は、「ANTIVINO(アンティヴィーノ)」。

渋谷で約30年続くイタリアン。静かで落ち着いていて、まさに大人のための空間です」

1996年にオープンした大人のための遊びと極上を兼ね備えたイタリアン。東京・渋谷の喧騒を離れた場所に位置しています。

写真提供/ANTIVINO

店名「ANTIVINO」の「ANTI」が「アンティパスト」、「VINO」は「ワイン」を意味し、その名の通り、ワインをメインにアンティパストをお好みに応じて盛り合わせるスタイルが好評を博しています。

そのスタイルを「テーブルをお客様に買っていただく」と称するのは、マネージャーの竹腰周至さん。「その日のお客様のご気分でお好きなスタイルでご注文いただいております」と話すように、前菜をたくさん食べる人がいれば、メインは食べずにパスタを数多く注文する人など自由に好きなスタイルで食事をしているそう。

それらの料理に合わせたいのがワイン。イタリア全土から厳選された上質なものを揃えています。

サマートフュフとトウモロコシのムース 1000円 写真提供/ANTIVINO

そして、数々ある料理の中で宇賀さんがオススメするのは「サマートリュフととうもろこしのムース」。

「とうもろこしの甘みとトリュフの香りが相性抜群!夏にぴったりの前菜で、これから始まるお食事への期待感が高まります」

実はこの冷製ムース、旬の食材を使用するため月ごとに内容が変わります。宇賀さんが食べたのは、2025年7月に提供されていたもの。8月は「ズワイガニと枝豆のムース トマトのジュレがけ」になっています。

前菜で勢いづいた宇賀さんを虜にした料理がもう一品あり、「冷製パスタもオススメです!」とのこと。

桃と生ハムの冷たいフェデリーニ 2400円 写真提供/ANTIVINO

夏の時期、毎年7・8月に登場するのが「桃と生ハムの冷たいフェデリーニ」。生ハムのほのかな塩気に、蒸した桃の食感が絶妙なおいしさ。スパゲティより細いパスタ「フェデリーニ」でつるっとさっぱりいただきましょう。

イカ墨のタリオリーニ 生ウニとフレッシュトマト 2800円 写真提供/ANTIVINO

ほかにもパスタでは「イカ墨のタリオリーニ 生ウニとフレッシュトマト」も人気。生ウニのパスタをフレッシュトマト仕立てで提供します。イカ墨を練りこんだ手打ちの細麺と見事にマッチングしています。

近江牛のカルパッチョ ハリーズバー風 2200円 写真提供/ANTIVINO

さらには、ワインと合わせたい「近江牛のカルパッチョ ハリーズバー風」はお店のオススメ。放牧で育った近江牛をカルパッチョに仕立てた一品です。マヨネーズがかかったクラシックスタイルですが、カレーマヨネーズなのがミソ。スパイシーで食欲を増進させます。

料理は好きな味付けや一皿のボリュームなど、リクエストに合わせて対応してくれるというからホントに自由度が高いです。

写真提供/ANTIVINO

料理を楽しむ席は、シェフの動きが見える“特等席”カウンターキッチンに、少人数向けから12人までの個室、クーラー完備のテラス席もあります。ペットの同伴もOKということで、一緒に涼みながら過ごすことができます。上質な時間を送りたい方はぜひおでかけください。

ANTIVINO

住所:東京都渋谷区東1-14-13 1F

電話番号:03-5466-1030

営業時間:11:30~14:00LO、17:30~22:00LO

定休日:日

https://www.antivino.net/

https://www.instagram.com/antivino_1996/

PROFILE

宇賀なつみNatsumi Uga

東京都練馬区出身。2019年にテレビ朝日を退社しフリーランスに。現在は『池上彰のニュースそうだったのか!!』、『土曜はナニする!?』など、テレビ・ラジオを中心に活動。初エッセイ『じゆうがたび』(幻冬舎)が好評発売中。

Composition:Seiki Ebisu