朝ドラ「あんぱん」クランクアップ!“柳井のぶ”今田美桜「笑った記憶、泣いた記憶、全部がいとおしい」【コメント全文】

主演を務めた連続テレビ小説「あんぱん」でクランクアップを迎えた今田美桜と共演の北村匠海(C)NHK
NHKは23日、現在放送中の連続テレビ小説「あんぱん」(総合など)が22日にクランクアップしたと発表した。人気アニメ「アンパンマン」の原作者として知られるやなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルにした朝ドラ。ヒロイン柳井のぶを今田美桜が、夫の柳井嵩を北村匠海が演じており、9月27日に最終回を迎える。

主演を務めた連続テレビ小説「あんぱん」でクランクアップを迎えた今田美桜(C)NHK
今田美桜 コメント
「撮影が始まってからの1年間、本当にたくさんの人が支えてくれたんだなと、今、改めて思います。
楽しいこともたくさんありましたが、苦しくて悩むこともあり『何者にもなれない』というのぶの言葉が心に刺さって、自分に問いかけることもありました。でも振り返ると、すごく笑った記憶と、あとは泣いた記憶と、全部がいとおしくて、のぶを演じられて本当に良かったと心から思います。そして、嵩が北村匠海さんで本当に良かったです。たくさん救われました。ありがとう。こんなにもすてきな皆さんと一緒に『あんぱん』を作れたことは、私の一生の財産です。幸せです。ありがとうございました」

主演を務めた連続テレビ小説「あんぱん」でクランクアップを迎えた今田美桜と共演の北村匠海(C)NHK
北村匠海 コメント
「僕は朝ドラというものが初めてで、正直悩むこともありましたが、とにかくすばらしい現場でした。シーンの一つ一つの撮影に熱量があって、だからこそ僕も一緒に話し合いながら作ることができたと思います。そして今田さんと僕が夫婦の役で朝ドラと関わるのは、最初で最後かもしれないとずっと感じていました。その作品が『あんぱん』で本当に良かったです。僕は休憩時間も楽屋には戻らず前室にいたのですが、気づけばのぶもそうでした。横にいるといろんなことを感じられる瞬間が多くて、嵩として、北村としてのぶを支えることが僕の責務だと思っていました。本当に最後までよく走りきったと思います。今田さん以外ののぶは考えられません。本当にありがとうございました」
制作統括・倉崎憲さん コメント
「昨年9月上旬に高知ロケでクランクインしてから約1年。本当にあっという間でした。それほどまでに毎日濃度が高く、すばらしいドリームチームで全撮影を終えることができ、振り返れば全ての時間がいとおしいです。座長として現場で笑顔で走り続けてくれた今田美桜さん。そんな今田さんをずっと隣で支えてくれた北村匠海さん。全てのキャスト、スタッフ、関係者の皆さんに感謝の思いでいっぱいです。
そして現場に向かう我々の活力となっているのは、視聴者の皆さんから日々届く多くの温かい声です。
放送も残りあと約1か月。今も愛され続けるアンパンマンはどのように誕生していくのか。最終回までぜひ楽しみにご覧いただけますと幸いです」