【プロ直伝】暑い日に食べたい“冷たい麺”レシピ3選

【プロ直伝】暑い日に食べたい“冷たい麺”レシピ3選

暑さが本格化する夏は、食欲が落ちたり、キッチンに立つのもひと苦労……。そんなときに重宝するのが、手軽に作れて涼しさを感じられる“冷たい麺”です。

今回は、2025年7月4日(金)放送の読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』の人気コーナー「1,000円チャレンジ!! その道の達人に1,000円渡してみた!」から、とっておきの冷たい麺レシピを紹介します。

( Index )

  1. 1:夏の野菜をたっぷり使った豪華すぎる「ぶっかけうどん」
  2. 2:濃厚なのにさっぱりしている「冷やし中華」
  3. 3:時短で作れるトウモロコシとツナの「冷製カルボナーラ」

1:夏の野菜をたっぷり使った豪華すぎる「ぶっかけうどん」

『料理の鉄人』で史上最年少で勝利した和食の達人・坂根久人さんが提案したのは、旬の野菜をふんだんに使った「冷やしぶっかけうどん 旬の天ぷら添え」。

<材料>

若鶏もも 唐揚げ用 145g・・・258円

半生さぬきうどん 3人前・・・213円

オクラ・・・108円

ミョウガ・・・138円

コーン缶・・・127円

ちくわ・・・100円

合計:944円

※家庭にある一般的な食材(調味料・米・卵など)は除く。

まず、うどんを茹でる間にだしを作ります。鶏もも肉(145g)をさっと湯通ししてからお湯(600ml)で約10分煮込み、うま味をしっかりと引き出します。煮上がったら氷水でしっかり冷やします。

続いてオクラ(5本)を下茹でし、だし汁少々と一緒にミキサーにかけて“おくらとろろ”を作ります。だしを取った鶏肉には衣をつけ、カラッと揚げて「鶏天」に。

茹で上がったうどんは流水で洗い、氷水でキンキンに冷やします。器に盛り、おくらとろろと温泉卵をのせ、天ぷら盛り合わせと、鶏のゆで汁にしょうゆ・みりん・砂糖を加えたつゆを添えれば完成です。

坂根さんによると、だしを取った鶏肉はそのまま揚げると固くなりがちですが、ゆで汁の中で冷ますことでジューシーさを保てるそうです。

2:濃厚なのにさっぱりしている「冷やし中華」

14店舗を経営し、中華の可能性をあらゆる角度から提案してきた中華の達人・澤田州平さんは、「この夏に絶対作りたい 冷やし中華」を披露。

<材料(3人分)>

鶏むね肉 1枚・・・280円

生ラーメン 3人前・・・149円

ミニトマト・・・138円

キュウリ 2本・・・95円

ナス 3本・・・108円

白ねぎ 2本・・・108円

ごまドレッシング・・・108円

合計:987円

※家庭にある一般的な食材(調味料・米・卵など)は除く。

まずは、ボリューム満点の鶏むね肉で蒸し鶏を作ります。

蒸し鶏といえば塊のまま調理するのが一般的ですが、それでは30〜40分ほどかかってしまうのが難点。そこで澤田さんは、火を通す前に薄切りにして調理時間を大幅に短縮します。断面が見えるため「切ったら中が生だった」という心配もありません。

作り方は、90℃のお湯(2L)に塩(30g)・中華スープの素(30g)・コショウ少々を加え、薄切りにした鶏むね肉を茹でます。火が通ったら、そのままゆで汁の中で冷ますことで、しっとりジューシーな蒸し鶏に仕上がります。

卵(2個)は錦糸卵ではなくスクランブルエッグに。ミニトマト(適量)を加えて炒め、彩りをアップ。さらに、なす(3本)は油(大さじ2)で炒めて具材のバリエーションを増やします。

中華麺は茹でた後、氷水でしっかり冷やし、キッチンペーパーで水気をしっかり切ると味がぼやけずお店のような仕上がりになります。

タレは、ごまドレッシング(60g)に砂糖(10g)・しょうゆ(7g)・酢(20g)・豆板醤(4g)・水(20ml)を混ぜるだけ。麺にかけ、具材をのせれば完成です。

3:時短で作れるトウモロコシとツナの「冷製カルボナーラ」

元一流ホテルシェフで、出店した店すべてがミシュランの星を獲得してきた洋食の達人・小霜浩之さんは、時短レシピ「トウモロコシの冷製ひやむぎカルボナーラ」を提案。

<材料(3人分)>

トウモロコシ 1本・・・170円

ひやむぎ 4束・・・213円

ツナ缶・・・235円

クリームコーン缶・・・127円

プロセスチーズ・・・181円

合計:926円

※家庭にある一般的な食材(調味料・米・卵など)は除く。

缶詰のクリームコーン(400g)をミキサーにかけ、和風だしの素(5g)で味付けします。そこに温泉卵(1個)を加えると、カルボナーラ風の濃厚ソースに。ベーコンの代わりにツナ缶を使い、包丁いらずで作業はここまで進みます。

麺は茹で時間がパスタの半分以下で済む「ひやむぎ」を使用。冷やしたカルボナーラソースと絡め、さらに追いソースを加えます。

温泉卵の黄身をトッピングし、すりおろしたチーズをたっぷりかければコクとうま味がアップ。仕上げに生のトウモロコシを散らして完成です。

いかがでしたか?

簡単に真似できる“冷たい麺”レシピで、暑い夏を涼しくおいしく乗り切りましょう!

※この記事は2025年7月4日(金)放送時点の情報です。

※商品の価格は大阪市内のスーパーマーケットでロケ当日の価格です。

※レシピは番組のために特別に作成したものです。レシピに関するお店への問い合わせはご遠慮ください。

画像・参考/読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』 文/Y.Moe