抹茶好き心酔のチーズケーキにサブレや饅頭をはじめ 軽快な食感にハマるせんべいや柿の種など 京都駅「京都ポルタ」のとびっきりおいしいもの10品
京都ならではのパッケージも多く手土産向き。
国内外問わず、連日多くの観光客で賑わう京都駅直結の商業施設「京都ポルタ」。
2024年8月には、駅ビル1階の「おみやげ小路 京小町」と地下街の「きょうこのみ」のお土産ゾーンが大幅リニューアル。
JA京都やましろの宇治抹茶を生かしたスイーツが多彩に並ぶ新ブランド「KNOU」や、商業施設への出店は初となる焙じ茶専門店「HOHO HOJICHA」など、今の京都を感じられるトレンド感満点の新店が数多く出店。もちろん、千寿せんべいで有名な「京菓子處鼓月」といった、京都で長年愛されている名店や老舗だって集結。幅広い層のお客の心を掴む、まさにここは手土産のワンダーランド。
さらに、店舗間の通路幅が広く大荷物でも買い物がしやすいなど、商品の充実ぶりだけではなく売場環境にも配慮が行き届いており、観光客や帰省客など多くの人が足を運ぶのも納得だ。
京都ポルタ
所在地 京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町902
電話番号 075-365-7528
https://www.porta.co.jp/
◆京菓匠 鶴屋長生「京のわっかさん」
京のわっかさん 720円(4個入り)。
最中×クッキーのハイブリット菓子
伝統を守りつつ新しい京菓子の探求にも日々勤しむ、鶴屋長生だからこそ生まれた「京のわっかさん」。
最中種の中にクッキー生地を詰めており、プレーン、抹茶、いちご、ほうじ茶の4種類をラインアップ。
香ばしい最中種とザクッとしたクッキーの組み合わせが新鮮で、カラフルな輪っか型もかわいくて印象的。
舞妓さんが描かれたパッケージはこれぞ京都というインパクトがあり、個包装で配りやすいのも魅力で、これは外せない京都土産になりそう。
京菓匠 鶴屋長生
https://kyofuzei.jp/
◆HOHO HOJICHA焙茶専門店「プレミアム焙じ茶カステラ」
プレミアム焙じ茶カステラ 1,380円(5切れ入り)。
日本一の茶師が選りすぐった焙じ茶を使用
茶師の監修、指導のもと多彩な商品を展開する、宇治に本店を構える焙じ茶専門店。
今回紹介するカステラは、茶鑑定名匠である森田治秀が厳選した碾茶焙じ茶を使い、茶スイーツの先駆者の森田賢二が監修。そして、京都の老舗カステラ職人が丁寧に仕上げた、こだわりの品だ。
生地はしっとりふんわりで、頬張ると焙じ茶ならではの香りが豊かに広がり鼻にも抜ける。焙じ茶はもちろん、緑茶、紅茶、牛乳にも合わせたい。
茶箱をモチーフにしたパッケージもセンスがよく、贈った相手の心を一瞬で掴んでしまう。
HOHO HOJICHA焙茶専門店
https://hohohojicha.stores.jp/
◆洋菓子 ぎをんさかい「京はなふくさんど」
京はなふくさんど各 723円(3枚入り)。
抹茶の苦みとキャラメルのビター感がマッチ
天保7(1836)年創業、森半の抹茶を生かしたキャラメルサンドがこちら。
サクサクのサブレ生地で挟んでいるのは、ふくよかな香りの抹茶チョコレートと職人が砂糖から炊き上げたビターなキャラメル。抹茶とキャラメルの個性ある風味が溶け合って、幸福なおいしさが口の中で開花。
花形の抹茶味と八角形のプレーン味の2種類のサブレには茶畑をイメージした焼き印が押され、上下で味と形が違うなど、細かな工夫を随所に感じる。
自分用にも購入しやすい3枚入りのほか、6枚入りや10枚入りも用意されている。
洋菓子 ぎをんさかい
https://kyo-hanafukusand.com/
◆京菓子處 鼓月「プレミアム千寿せんべい」
プレミアム千寿せんべい 916円(3枚入り)。
代表銘菓がおいしさに磨きをかけ令和に進化
昭和38年に誕生した「千寿せんべい」。時代の変化に合わせておいしさをブラッシュアップさせたのがこのプレミアム。
国産のブランド小麦などを配合し、ドイツより取り寄せた機械で焼き上げる波型のクッキー生地は、サクッとした食感とほろっとほどける口溶けが好印象。ザラメを入れることで、ザクザクとした食感も演出。
クッキー生地のやさしい甘さは、コクのある練乳入りのクリームとのバランスもとれている。
和菓子好き、洋菓子好きどちらからも喜ばれる味わいは、家族や職場など、幅広い世代が集まる場所への手土産に重宝しそうだ。
京菓子處 鼓月
https://kogetsu-ec.com/
◆四条烏丸洋菓子舗 京都ヴェネト「フォルマッ茶」
フォルマッ茶 1,749円。
断面美が目を引く抹茶チーズケーキ
“洋菓子の温故知新”をコンセプトに、京都とイタリアヴェネト州のスイーツ文化を融合させた抹茶スイーツブランド、京都ヴェネト。
「フォルマッ茶」は、北海道クリームチーズを用いたチーズケーキに宇治抹茶のチーズケーキを重ねた、ビジュアルの美しさにも心が惹かれるスイーツ。
頬張ると、チーズならではの味わい深さと爽やかな酸味、抹茶のほろ苦さが見事に調和。あっさりとした後味と口溶けの良さもあり、抹茶好き、チーズ好きならペロリと1ホールいけそうだ。
四条烏丸洋菓子舗 京都ヴェネト
https://gracha.jp/
◆KNOU「京都濃茶まんじゅう」
京都濃茶まんじゅう 1,188円(5個入り)。
濃厚な抹茶の風味が口の中を駆け巡る
京都の豊かな自然と伝統的な農業の恵みを活かした新ブランドKNOUが、昨年京都ポルタに誕生。JA全農京都の推奨食材を使用したスイーツを展開している。
「京都 濃茶まんじゅう」には、山城地域で生産される碾茶のみを100%用いたJA京都やましろオリジナルの抹茶 “抹濃(まっこい)”を使用。
生地と餡、両方に抹茶が練り込まれており、甘さが控えめなこともあって、お茶の濃い風味をとことん堪能できる。
また、しっとりとした生地となめらかな餡との一体感も素晴らしく、口溶けの良さも特筆ものだ。
KNOU
https://kyoto-smilefactory.co.jp/
◆蕪村庵「京の柿種」
京の柿種 アソートボックス キューブ 756円(3種類×4袋入り)。
趣向を凝らしたカリッと香ばしい3種の柿の種
京都・六角に本店を構えるおかき処の商品。
ポップな絵柄が可愛いキューブ型のボックスを開くと、中には3種類の柿の種。
海老の旨みを程よい酸味が引き立てる「旨えび」、かつおベースの合わせ出汁に特製のカレーパウダーをまぶした「かれー」、甘辛の醤油あられに海苔をまぶした、お米本来の味も楽しめる「甘醤油」が入っている。
おやつはもちろん、しっかりとした味わいはビールのアテなどおつまみにももってこい。
小袋入りで食べやすく、気心の知れた友人などにカジュアルな手土産として選んでみては。
蕪村庵
https://www.buson-an.co.jp/
◆九条ねぎ京えびせんべい処 本家佳長「九条ねぎ京えびせんべい処」
九条ねぎ京えびせんべい処 972円(8枚入り)。
天然エビの風味たっぷりでサクサクの歯触りが心地いい
東シナ海で春先に獲れる鷹爪エビを主役に、JA全農京都推奨の京の伝統野菜九条ねぎを合わせた大人気商品。
せんべいの要であるお米は自家農園のものを採用し、天然エビを惜しげもなく使うことでエビ本来の風味を発揮。
完成までなんと11日間もの時を要するそうで、二度焼き、二度熟成を経て生まれる芳醇な芳ばしさは一度食べたらクセになる。
シンプルだからこそ素材感際立つせんべいは、食べ飽きることがなく万人受け間違いなしだ。
九条ねぎ京えびせんべい処 本家佳長
http://honke-yoshinaga.jp/
◆高野屋貞広「ちんまり(和風マシュマロ)」
ちんまり(和風マシュマロ) 864円(9個入り)。
ちっちゃな動物たちがお行儀よく整列
“ちんまり”とは京ことばで、ちいさな、こぢんまりという意味。
寒天に卵白を加えた軽い食感のマシュマロにも似た伝統的な和菓子、鳳瑞(ほうずい)を、小さな動物に仕立て箱の中に。うさぎ、子ぶた、ひよこがぎゅぎゅっと並んだ様子は、食べるのがもったいなくなってしまうほどキュート。
動物たちの表情にほっこり心が和む。人気は子ぶたさん。
うさぎがバニラ&レモン味、子ぶたがいちご味、ひよこがバター&ミルク味の3種類。上品な甘さでお年寄や子供も食べやすいと好評のよう。
高野屋貞広
https://online.takanoya.co.jp/
◆大安「ちいさなだいやす」
ちいさなだいやす 1,080円(5個入り)。
カラフルなカップに入った多種多彩な漬物をギフトに
国産の野菜や調味料にこだわる明治35年創業の京漬物の老舗。
「ちいさなだいやす」は食べきりサイズの漬物シリーズで、ちょっとずつ、いろいろな種類を楽しめるのがいいところ。
京都上賀茂に古くから伝わるすぐきを刻んで程よい酸味に仕上げた「味すぐき」、京都大原のシソ、茄子を塩だけで漬けて乳酸発酵させ、胡瓜を加えた醤油風味の「味しば漬け」、細く歯応えの良いごぼうを醤油漬けにした「細ごぼう」など、バラエティ豊かにラインアップ。
毎日の食卓やお弁当に添えたくなるサイズ感が絶妙で、また、常温保存で日持ちがするため手土産用にまとめ買いは必須だ。
大安
https://www.daiyasu.co.jp/