安売りの時に買ってOK!いつでも新鮮な【刺し身の下味冷凍】漬け丼もカルパッチョも即デキ!
安売りの時に買ってOK!いつでも新鮮な【刺し身の下味冷凍】漬け丼もカルパッチョも即デキ!
「作りおき」や「簡単」といったキーワードで長年、料理のニーズに応えてきた小田真規子さんが理にかなった調理法として太鼓判を押す「下味冷凍」。味がピタリと決まるうえ、時短にも節約にもつながるお得なレシピを紹介します。今回は「差し身のさく」の下味冷凍とその活用レシピです。
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小田真規子さん●料理研究家、栄養士、フードディレクター
刺し身はさくで冷凍。半解凍でスパッと切れる
新鮮な刺し身のさくが安く売られていたら、迷わず購入して。下味をつけ冷凍保存しておけば、身が締まってうまみも凝縮されます。おいしい刺し身を食べたいときにいつでも食べられるなんて幸せ。さくならさっと冷凍でき、半解凍の状態でスパッと切れて、薄切りもラクラク。
サーモンの下味冷凍
材料と作り方
サーモン(刺し身用)1さく(200g)はキッチンペーパーで水けをふき取り、塩小さじ1/2強、砂糖小さじ1を振って約10分おく。保存袋に入れてオリーブ油小さじ2を加えてからめ、空気を抜いて口を閉じ、冷凍する。
【サーモンの下味冷凍活用レシピ】サーモンのカルパッチョ
レモンのさわやかな酸味をアクセントに。
材料(2人分)
サーモンの下味冷凍 …… 1さく
ベビーリーフ、レモン……各少々
レモン汁 ……小さじ1
オリーブ油 ……小さじ2
こしょう……適量
作り方
❶サーモンの下味冷凍は冷凍室から出し、包丁が入るようになるまで30~40分おく。
❷サーモンを薄切りにし、器に盛る。ベビーリーフ、レモンの薄いいちょう切りを散らし、レモン汁、オリーブ油をかけ、こしょうを振る。
まぐろの下味冷凍
材料と作り方
まぐろの赤身(刺し身用)1さく(200~250g)はキッチンペーパーで水けをふき取り、保存袋に入れる。しょうゆ大さじ1、みりん小さじ1、米油(またはサラダ油)小さじ1を加えてからめ、空気を抜いて口を閉じ、冷凍する。
【まぐろの下味冷凍活用レシピ】まぐろの漬け丼
ねっとりと濃厚な味わいがやみつきに!
材料(2人分)
まぐろの赤身の下味冷凍…… 1さく
きゅうり…… 1本
あたたかいご飯、練りわさび…… 各適量
作り方
❶まぐろの赤身の下味冷凍は冷凍室から出し、包丁が入るようになるまで30~40分おく。
❷きゅうりは斜め薄切りにして細切りにする。まぐろは薄切りにする。
❸器にご飯を盛ってまぐろをのせ、きゅうり、わさびを添える。
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監修者
料理研究家、栄養士、フードディレクター 小田真規子
料理家のアシスタントを経て1998年に独立し、スタジオナッツを設立。「誰もが作りやすく健康に配慮した、簡単でおいしいふだんの料理」がテーマのレシピは、多くの支持を集める。さらに企業への料理提案やアドバイス、レシピ開発なども手がけ、広告・宣伝用撮影現場のフードコーディネートやディレクションの実績も多数。大手冷凍食品会社のレシピ提案にも携わり、食品の冷凍についても熟知している。料理の基本シリーズやお弁当レシピ本など、ベストセラーを含む著書も多数手がけ、近著に『「だけでいい」日常の料理』(大和書房)、『少しの工夫で驚くおいしさ 今日からはじめる減塩ごはん』(家の光協会)などがある。
撮影/佐山裕子(主婦の友社)
※この記事は「ゆうゆう」2025年 9月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。