長時間フライトを乗り切るためのコツ
- 航空券は早めに予約する
- 後方の座席を選ぶ
- マイルを使って座席をアップグレードする
- プレミアムエコノミーに奮発する
- 無料アップグレードを狙ってみる
- 時差ボケへの備えをしておく
- 早めにチェックインする
- 適切な服装を選ぶ
- 自分の枕を持参する
- 空港に着く前にストレスを減らしておく
- ノイズキャンセリングヘッドホンで音を遮断する
- 手荷物は持ちすぎないようにする
- シートベルトは毛布の上から締める
- 時計を目的地の時間に合わせる
- アイマスクを持参する
- リラックスを心がける
- 乗務員と親しくなる
- トラベルブランケットは必須アイテム
- 健康管理を怠らない
- デバイスの充電をする
- 映画やポッドキャストをあらかじめ端末にダウンロードしておく
- 軽食を多めに持っていく
- 衛生管理をしっかりする
- 効率よく時間を使う
- 水分補給を忘れない
- 最高の会話ネタを持参する

8時間のフライトでも、20時間を超える長旅でも、長距離フライトは退屈で、不快で、疲労感の強いものになりがちだ。迷惑な乗客がいたり、深部静脈血栓症のリスクがあったりと不便どころか危険を感じることさえある。計画が不十分な旅は、フライトそのものだけでなく、到着後の数日間まで台無しにしてしまう可能性もある。
長時間フライトを少しでも快適に乗り切りたいなら、このギャラリーで紹介する基本のコツをチェックしてみよう。
航空券は早めに予約する

早めに予約すればするほど、お気に入りの座席を確保できる可能性が高くなる。迷わず、できるだけ早く航空券を手配しよう。
後方の座席を選ぶ

多くの人が前方の席を好むため、後方の方が隣の席が空いている確率が高い。搭乗前には空席の列がないかをチェックし、最後のタイミングで空いた席を確保できる可能性もある。
睡眠をとる

混雑した機内では簡単ではないが、たとえ短時間でも睡眠をとることが大切だ。少しでも快適に過ごすために、毛布や枕を用意しておくとよい。
マイルを使って座席をアップグレードする

マイルを持っているなら、アップグレードに使うのが賢い選択だ。長時間の移動でもずっと快適に過ごせて、目的地に着いたときの疲労感が大きく違ってくる。
プレミアムエコノミーに奮発する

残念ながら、いつもマイルがあるとは限らない。そんなときは、プレミアムエコノミーという選択肢がある。少し値は張るかもしれないが、優先チェックインや足元の広さ、快適な座席など、その価値は十分にある。
無料アップグレードを狙ってみる

チェックインに早めに到着すれば、無料アップグレードを試みる価値はある。ただし、航空会社の上級会員であれば、直前のアップグレードのチャンスはさらに高まる。
時差ボケへの備えをしておく

時差ボケを軽減するためにできることはいくつかある。ひとつは、出発前の数日間で目的地の時間帯に合わせて睡眠リズムを少しずつ調整しておくこと。もうひとつは、現地に日中到着する便を予約することで、体内時計が現地時間に合わせやすくなる。
早めにチェックインする

長時間フライトの前に、混雑した空港でバタバタしたり、最悪の場合フライトに乗り遅れたりするのは避けたいところ。少し早めに空港に着いて、搭乗までゆっくり待つ方がずっと安心だ。
適切な服装を選ぶ

服装はできるだけ快適なものを選ぼう。機内が寒くなることもあるので、重ね着できる服を忘れずに。カーディガンやスウェットは持っておくと便利だ。
自分の枕を持参する

長距離移動では、小さな枕が必須の持ち物。ほとんどの空港で購入でき、首を痛めずに済むと思えば、その出費は十分に価値がある。
空港に着く前にストレスを減らしておく

出発前に心を落ち着ける時間を持つとよい。おいしい朝食をとる、ジムで軽く体を動かす、本を読むなど、自分なりのリラックス法を取り入れてみよう。
ノイズキャンセリングヘッドホンで音を遮断する

ノイズキャンセリングヘッドホンが高すぎる場合は、高品質な耳栓を使うのもおすすめだ。機内の騒音や周囲の話し声を遮るのに効果的な方法である。
手荷物は持ちすぎないようにする

長時間フライトでは短距離よりも持ち物が多くなりがちだが、手荷物を詰め込みすぎるのは避けたい。必要なものだけに絞って、すぐ手が届く場所に置いておくのがベスト。
シートベルトは毛布の上から締める

乱気流が発生するとシートベルト着用サインが点灯し、客室乗務員が着用状況を確認しに来ることがある。もし毛布の下にシートベルトをしていて見えないと、起こされて確認されてしまう可能性がある。毛布の上からベルトを締めておけば、寝ていても起こされずにすむ。
時計を目的地の時間に合わせる

目的地のタイムゾーンに体を慣らすためには、意識的な準備が大切だ。飛行機に乗ったら、まず時計を到着地の現地時間に合わせ、その時間に合った行動を心がけよう。
アイマスクを持参する

アイマスクは、日中のフライトや、機内の照明が暗くなる前に少しでも眠りたいときにとても便利だ。
リラックスを心がける

瞑想、落ち着いた音楽を聴く、呼吸法を試すなど、どれも心を落ち着けて眠りやすくするための有効な方法だ。リラックスすることが、快適なフライトへの第一歩となる。
乗務員と親しくなる

積極的に感じよく接するよう心がけよう。好意的な対応をしてもらえる可能性が高まるだけでなく、自分の世話をしてくれる乗務員に対して思いやりを示すことにもなる。
トラベルブランケットは必須アイテム

機内持ち込みの手荷物に収まるサイズであることを忘れず、あまり厚すぎないものを選ぼう。ただし、機内の冷房が効いているときに体をしっかり温められる程度の保温性は必要だ。
健康管理を怠らない

長時間座りっぱなしは健康に良くない。深部静脈血栓症を防ぐためにも、定期的にストレッチをしたり、機内を少し歩いたりすることが大切だ。
デバイスの充電をする

11時間のフライトで、乗って1時間でデバイスのバッテリーが切れる…そんな事態は避けたい。特に機内エンタメが故障していたらなおさらだ。出発前にしっかり充電しておこう。
映画やポッドキャストをあらかじめ端末にダウンロードしておく

機内のエンターテインメントシステムは必ずしも頼りになるとは限らない。故障していたり、自分の好みのコンテンツがないこともある。そんなときのために、あらかじめ映画やポッドキャストをダウンロードしておけば安心だ。
軽食を多めに持っていく

長距離フライトでも機内食だけでは物足りないことがあり、しっかり栄養を取ることは大切だ。果物やグラノーラバーなどを手荷物に忍ばせておけば、あとで必ず助かるはず。
衛生管理をしっかりする

機内持ち込みに洗面用具を用意し、歯磨きやデオドラントの使用、さらにはトイレでの着替えも忘れずに。自分のためだけでなく、周りの乗客のためにも清潔を保つことが大切だ。
工夫して楽しむ

こんなに長時間、ほぼ邪魔されずに座っていられる機会はそう多くない。ノートやスケッチブックなど、創作に必要なものを持ち込んで、この時間を有効に使おう。
効率よく時間を使う

ノートパソコンを持っているなら、この機会に仕事の遅れを取り戻そう。もし飽きたら、映画や動画を見て気分転換もできる。
飲み物を飲む

国際線の機内食やエンタメと一緒に、ワインやビールを楽しむ人も多い。無料で提供されることもあるので、遠慮せずに一杯楽しんでみよう。
水分補給を忘れない

ただし、機内でのアルコールは睡眠リズムを乱すことがあるのでほどほどに。いちばん大切なのは水をたっぷり飲むことだ。脱水を防ぎ、時差ボケ対策にも役立つ。
最高の会話ネタを持参する

多くの人はおしゃべりな隣人を敬遠しがちだが、もしかすると本当に興味深くて親切な旅仲間かもしれない。長時間のフライトは退屈になりがちなので、思い切って話しかけてみるのも悪くない。ただし、状況に応じて無理強いはしないことが大切だ。
出典:(Travel + Leisure) (USA Today)