夏を涼しく乗り切るさっぱりデザートレシピ集

夏の暑さがピークに達すると、甘いものを楽しみたいのに、食べたあとにダルくなるのが気になることもある。アイスクリームが定番なのはもちろんだが、ディナーパーティーやガーデンバーベキューのときにはもう少し特別感のある、でも暑さに合ったデザートを出したいもの。

そんなときにぴったりなのが、ひんやりおいしいこの冷たいレシピたちだ。もう迷う必要はない！

ギャラリーをクリックして、夏にぴったりの涼やかデザートレシピをチェックしてみよう。

グラニータ（イタリア風かき氷）

このシチリア発の冷たいデザートグラニータは、さっぱりとしていておいしいだけでなく、作り方もとても簡単である。写真のものは、水・砂糖・スイカで作られており、混ぜて冷凍するだけで完成する。そのままスプーンでほぐして盛りつければ、すぐに楽しめる。

ソルベのテリーヌ

フルーツソルベは、冷凍フルーツに砂糖と生クリーム（またはヴィーガン向けならココナッツクリーム）を加えてブレンドするだけで、自宅でも簡単に作ることができる。ピーチとラズベリーのように風味が対照的な2種類を作り、パウンド型に層状に流し入れて冷凍すれば、見た目も華やかなソルベのテリーヌが完成する。

フローズンチーズケーキバー

さっぱりとしたフローズンチーズケーキ風のデザートにするには、クリームチーズを100％使う代わりにギリシャヨーグルトと混ぜるのがおすすめ。ラズベリーのクーリを上からかけて冷凍し、バー状にカットしてサーブすれば完成。

テキーラピーチポップス

酔いたいけど、ひんやりポップアイスも楽しみたい。そんな願いを叶える大人向けアイスキャンディーがこれ。フレッシュな桃にテキーラとライムジュースを加えて作れば、夏にぴったりのちょっと刺激的なごほうびデザートの完成。

セミフレッド（イタリア風アイスムース）

セミフレッドは卵黄、生クリーム、砂糖などを使って作るイタリアのデザートで、半冷凍の状態で提供される。口当たりは冷たいムースのようになめらかで、チョコレートやコーヒー、ベリーなどさまざまなフレーバーでアレンジが可能。バリエーションも豊富で、見た目も華やか。

チェリーアイスクリームサンドイッチ

クッキーアイスクリームサンドはいつでも大人気。チョコチップクッキーを手作りしてもよいし、市販のものを使えば時短にもなる。少しやわらかめのクッキーを選ぶのがコツ。中に挟むアイスは、バニラアイスにざく切りのフレッシュチェリーを混ぜたものが絶品。

フローズンレモンチーズケーキ

レモンは冷たいデザートとの相性が抜群のフレーバー。このレモンチーズケーキは基本のレシピで作るが、冷蔵庫ではなく冷凍庫で冷やし固めるのがポイント。仕上げにレモンカードをのせれば、さらに爽やかな風味が引き立つ。

バナナアイスクリーム

バナナは、アイスクリームメーカーなしで手軽に自家製アイスが作れるフルーツのひとつ。「ナイスクリーム」として一時期ヘルシーフードのトレンドにもなり、レシピのバリエーションは無限にある。

アボカドアイスクリーム

アボカドは意外にも多くのデザートに合う優秀な食材で、自然なクリーミーさが乳製品の代わりになる。アボカドアイスクリームはその代表例。アボカドにココナッツクリーム、バナナ、メープルシロップを加えてブレンドし、冷凍するだけで完成。

チョコがけフローズンバナナ

これは定番のシンプルなデザートで、子どもと一緒に作る夏のお楽しみにぴったり。凍らせたバナナを溶かしたチョコレートにくぐらせて、お好みのトッピングをのせるだけで完成。

桃プリン

この手軽なデザートは、冷凍ピーチ、はちみつ、ヨーグルト、レモン汁があればOK。すべてをフードプロセッサーで混ぜるだけで完成する。もしキッチンに熟れすぎた夏の果物があれば、冷凍しておけば後でデザートに活用できる。

フローズンキーライムパイ

キーライムパイはもともと爽やかなデザートだが、冷凍すればさらにひんやり感がアップする。ビスケットの土台に、クリームチーズ、練乳、粉砂糖、ライムジュースを混ぜたフィリングを流し入れ、一晩冷凍すれば完成。

フローズンティラミス

フローズンティラミスは、イタリアンデザートの魅力をそのままに、暑い夏の夜にぴったりのひんやりスイーツに仕上げたもの。コーヒーとお酒を染み込ませたビスケットを重ね、甘くてクリーミーなコーヒーフレーバーのフィリングを挟んでいく。ラップを敷いたパウンド型に詰めて一晩冷凍すれば完成。

ラズベリークルフィ

クルフィはインドのデザートでアイスクリームに似ているが、アイスクリームメーカーも撹拌（かくはん）も必要ないのが特徴。作り方は、鍋で牛乳をじっくり煮詰めてほぼキャラメル状になるまで濃縮させ、冷ました後に練乳とラズベリー（ほかのフルーツでも良い）を加えてブレンドする。型に流し入れて冷凍すれば完成。

フローズンチョコレートレイヤーケーキ

この3層のチョコレートデザートは、濃厚ながらもひんやりと涼しげ。ホワイトチョコレート、ダークチョコレート、クッキー＆クリームの3種類のガナッシュを用意し、ケーキ型に層状に重ねて冷凍すれば完成。

キャラメルフラペチーノポップス（アイスキャンディー）

この手軽でおいしいデザートは、ミルク入りのコーヒーにバニラプリンとホイップクリームを加えて作る。混ぜたらアイスキャンディーの型に流し入れて冷凍し、仕上げにキャラメルソースをかければ完成。

オレンジアイスクリームフロート

アイスクリームフロートはアメリカのダイナーの定番デザート。オレンジバージョンは、フレッシュなオレンジジュースやオレンジソーダにバニラアイスをのせ、ホイップクリームをトッピングする。アレンジとしては、ジンジャービアにバニラアイスと刻んだピーチを加えるのもおすすめ。

自家製「ドールホイップ」

ドールホイップは、かつてはディズニーランドでしか味わえなかった人気デザート。乳製品不使用のパイナップル風味ソフトクリームで、アイスクリームのような食感が特徴。自宅で作るには、冷凍パイナップル、冷凍バナナ、ココナッツミルク1缶をブレンドするだけでOK。

アフォガート

アフォガートはシンプルなイタリアのデザートで、バニラアイスに熱いエスプレッソを注ぐだけ。たったそれだけで、極上のひとときが味わえる。

フローズンチョコ＆ピーナッツバターパイ

このチョコレートとピーナッツバターのパイは冷凍にぴったりのデザート。濃厚でクリーミーなピーナッツバターのフィリングが、まるで極上のアイスクリームのような口当たりに変わる。

ヨーグルトバーク

ヨーグルトバークは、デザートにも子どものおやつにもなる、とても簡単でヘルシーなレシピ。プレーンヨーグルトにメープルシロップとレモン汁を混ぜ、クッキングシートを敷いたトレイに薄く広げる。そこに刻んだベリーやグラノーラ、削ったチョコレートなどをトッピングして冷凍すれば完成。

ヨーグルトバーク

ベースをベリーヨーグルトに変えたり、プレーンヨーグルトにトロピカルフルーツをブレンドしたりすれば、また違った味わいが楽しめる。アレンジ次第でバリエーションは無限大。

フローズンアイリッシュクリームムースケーキ

ムースを冷凍すると、なめらかで絶妙な食感に仕上がる。このレシピでは、基本のバニラムースにアイリッシュクリームリキュールを加え、仕上げに薄くチョコレートガナッシュを重ねている。リッチで大人の味わいが楽しめる一品。

フローズンポーチドピーチ（凍らせた桃のコンポート）

桃を砂糖と水でやさしく煮て冷ましたあとに冷凍すると、果実の形を保ったままソルベのような食感が楽しめる。さっぱりとしていてとてもおいしい。刻んだイチゴやミントを添えて出すと、見た目も味わいも華やかに。

フロゼ（凍らせたロゼワインカクテル）

イチゴが好きでロゼワインも好きなら、このデザートはまさにぴったり。ロゼワインにグレープフルーツジュース、ピューレ状にしたイチゴ、砂糖を加えて混ぜ、冷凍すれば爽やかで大人の味わいのフロゼが完成。

ベイクドアラスカ

ベイクドアラスカは、見た目も作り方もユニークなアメリカのデザート。ケーキの上にアイスクリームをのせ、そのまわりをメレンゲで包んで焼き色をつけるという、不思議で魅力的な一品。まるで魔法のような見た目で、食卓を盛り上げてくれる。

アークティックロール（アイスロールケーキ）

アークティックロールは、イギリスの定番レトロデザートで、どこかベイクドアラスカにも似た雰囲気がある。焼いたスポンジケーキでアイスクリームを包み込むという、ちょっと不思議で楽しい一品。平らに焼いたスポンジを冷まし、上に上質なストロベリージャムを塗る。その上に丸太状に成形したバニラアイスをのせ、ケーキをブリトーのようにくるっと巻けば完成。

アイスクリーム・イートン・メス

イートン・メスはイチゴ、メレンゲ、ホイップクリームという3つの定番を組み合わせた、イギリスの伝統的なデザート。夏向けにするなら、そこにバニラアイスを加えて軽く混ぜ、自家製のストロベリーソースをかければ、さらに贅沢なひんやりスイーツに仕上がる。

フローズンホワイトチョコ＆ストロベリーチーズケーキ

ベリーとホワイトチョコレートは、夏にぴったりの組み合わせ。しかも冷凍すればその美味しさがさらに引き立つ。このシンプルなチーズケーキは、クリームチーズのフィリングに溶かしたホワイトチョコレートと刻んだイチゴを加えて作る。一晩冷凍し、仕上げにフレッシュなベリーを添えて提供すれば完成。

出典：(Tasty) (Epicurious)