「ヘルムートはパッケージの性能差をあまり認識していなかった」角田裕毅、残留に向け『力』示す期限にレッドブルと同意
レッドブルF1の角田裕毅は前半戦でチームメイトのマックス・フェルスタッペンと差があったが、その大きな要因がアップデート差にあるとチームも認めたようだ。
角田は今季第3戦日本GPからレッドブルに昇格したが、パフォーマンスではチームメイトに差をつけられてきた。
しかし夏休み前ベルギーGPとハンガリーGPで続けて好調なパフォーマンスを発揮。この時の走りを受けて、チームのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは角田とフェルスタッペンのマシンにはアップデートの違いによるパフォーマンス差があることを認識し始めたという。なお当時、アップデートはフェルスタッペンにのみ投入され、角田のマシンはベルギーGP予選でようやく新フロアが投入される、という状況だった。
「そうですね、確かに僕はもっと実力を見せなければならないでしょう」
角田は自身のパフォーマンスについてそう語った。
「ですが実のところ、夏休み前の2戦が少し助けになるものだったんです」
「おそらく彼らは、特にヘルムートはマックスと僕とのパッケージの違いによる(才能)差をあまり認識していなかったんだと思います。でも、(新パーツが)導入されてすぐ、僕のペースはかなり改善されました」
「ハンガリーではプラクティスからマックスとの差はかなり小さかったです。これは僕にもっとポテンシャルがあるのかもということを示すモノです。だから僕は今やっていることを維持して、そして同時に週末全体をもっとまとめ上げていく必要があります。ペースだけに頼ることはできません」
「ポイントを獲得する必要があります。だからこそこの夏休み中に準備をしてきましたし、できる限り多くのポイントを獲得したいです」

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing Team
「それから、どのくらいの期限で良いパフォーマンスを見せないといけないかについても同意しました。それが来年に向けてどんな契約になるかを決める鍵になります。まあ、どうなるか様子を見てみましょう」
先述の通り、角田はベルギーGP予選で新フロアを装着し、チームメイトのマシンとほぼ同等の仕様となった。そしてこのアップデートから予選自己ベストの結果を記録するなど、パフォーマンスを向上させた。
角田は現状でのマルコの認識などについて、さらに次のように付け加えた。
「ヘルムートは裏で(角田をレーシングブルズに戻すことを)考えているのかもしれません。ですが正直に言って、彼の考えは僕にはわかりません」
「でも今のところ、僕がパフォーマンスを示すことに期待しているのはわかっています。直近の2戦ではアップデートを得て、パフォーマンスも認められていると思います。実際アップデート前とは大きな違いがありましたから」
「そのことが、彼にとっても僕にとっても、状況がどう変化するかを見極めるために、もう少し時間をかける上で役に立つものだったと思います」
「ヘルムートは僕のことをとてもサポートしてくれていると思います。もちろん、彼はとても正直な人です。彼はチームのためにここに居るわけで、できるだけポイントを獲得したいと思っています。だから僕も確実にパフォーマンスを発揮する必要があるんです」
「僕の理解が正しければ、レッドブルにとって何が良いのかを見極めるために、彼はまだもう少し時間をかけようとしています。レーシングブルズや、他はどうなんだとかも含めてです。レーシングブルズは今とてもパフォーマンスが良いですし、僕も長年所属していました。もちろん、僕の最大の目標はレッドブルに留まることです」
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