『眠れる森の美女』

ディズニーの名作アニメ映画『眠れる森の美女』が2025年9月12日、同作の悪役で自らを「すべての悪の支配者」と称する妖精“マレフィセント”の視点から物語を描いた実写映画『マレフィセント』が翌週9月19日に、日本テレビ系「金曜ロードショー」にて放送される。12日の番組冒頭には、『トイ・ストーリー3』のその後のストーリーを描いた『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』もおくられる。

『眠れる森の美女』

9月12日放送の『眠れる森の美女』は、ウォルト・ディズニーが生前に手掛けた最後の童話で、制作開始から公開まで6年もの歳月がかけられた大作だ。世界で初めて70mmフィルムで製作されたアニメ映画でもある。

『眠れる森の美女』

原作は『眠り姫』や『いばら姫』とも呼ばれる、ペロー童話集やグリム童話集に収録されたヨーロッパの古い童話で、ディズニーが現代風にアレンジしてオリジナルのストーリーを作り上げた。当時のディズニー作品で最大級の制作費と人員をつぎ込んだ本作は、今から60年以上も前に作られたとは思えないクオリティーに仕上げられた、正にアニメーション映画の金字塔である。

『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』

また、番組の冒頭には『トイ・ストーリー3』のその後のストーリーを描いた『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』も放送される。アンディと別れた後のウッディと仲間たちの暮らしを描いた傑作スピンオフ作品だ。

『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』

ウッディやバズたちを持って友だちの家に遊びに行くことになった新たなおもちゃの持ち主・ボニー。そこでウッディたちは、戦うことが大好きな恐竜のおもちゃたちがすむ“謎の恐竜ワールド”に足を踏み入れる。戦いに巻き込まれてしまったウッディとおもちゃ仲間たちは、はたしてボニーの家へ無事に帰ることができるのか。お馴染みのキャラクターのほか、個性豊かな新キャラクターも登場する。

『マレフィセント』

9月19日放送の『マレフィセント』は、『眠れる森の美女』に登場するヴィランで邪悪な妖精“マレフィセント”の視点から描かれた実写映画だ。興行収入は全世界で7億5千万ドル（約1,100億円）を超え、日本でも65億円超の大ヒットを記録した。

『マレフィセント』

マレフィセント役にはアンジェリーナ・ジョリーを迎え、オーロラ姫役はわずか2歳8か月で “天才子役”として『アイ・アム・サム』（2001）でデビューしたエル・ファニングが演じる。監督は『アバター』（2009）、『アリス・イン・ワンダーランド』（2010）でプロダクション・デザイナーを担ったロバート・ストロンバーグが務めた。日本語吹替は、アンジェリーナ・ジョリーの吹替を数多く担当している深見梨加がマレフィセントの声、声優としても評価の高い俳優の上戸彩がオーロラ姫の声を担当している。マレフィセントは、なぜ姫に呪いをかけたのか。その謎が明らかになる本作を『眠れる森の美女』とあわせて楽しみたい。

アニメ映画『眠れる森の美女』は『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』とともに9月12日、実写映画『マレフィセント』は翌週9月19日に、日本テレビ系「金曜ロードショー」にて放送される。

【放送日時・作品情報】

9月12日（金）よる9時00分～11時04分 ※放送枠10分拡大

『眠れる森の美女』（1959）地上波初放送本編ノーカット

◆原作：シャルル・ペロー “SLEEPING BEAUTY”

◆監督：クライド・ジェロニミ ◆製作総指揮：ケン・ピーターソン ◆脚本：アードマン・ペナー

◆アニメーション監督：ミルト・カール、フランク・トーマス、マーク・デイビス、オリー・ジョンストン、ジョン・ラウンズベリー

◆音楽：チャイコフスキー～バレエ組曲「眠れる森の美女」より

◆声の出演（）内は原語版

オーロラ姫/ブライア・ローズ：すずきまゆみ（メアリー・コスタ）

フィリップ王子：古澤徹/〈歌〉立花敏弘（ビル・シャーレイ）

マレフィセント：沢田敏子（エリナー・オードリー）