世界初のフルサイズミラーレス用200mmF2望遠レンズ「Sigma 200mm F2 DG OS | Sports」

By CAPA編集部

シグマが、フルサイズミラーレスカメラ用の望遠レンズ「Sigma 200mm F2 DG OS | Sports」を2025年9月4日に発売します。対応マウントはソニーEマウント、Lマウント。価格はオープンで、参考価格は550,000円 (税込)。

世界初のフルサイズミラーレス用200mmF2望遠レンズ「Sigma 200mm F2 DG OS | Sports」

フルサイズミラーレスカメラ用交換レンズとして世界で初めて200mm F2を実現。開放F2の大きなボケと焦点距離200mmの圧縮効果を生かして主題を際立たせたポートレート撮影や、低照度で動きの激しい室内スポーツ撮影に威力を発揮します。

※2025年8月現在、シグマ調べ。

付属フード装着時 (Lマウント)

■光学性能

FLDガラス2枚とSLDガラス2枚を採用した14群19枚のレンズ構成により、望遠レンズで目立ちやすい軸上色収差と倍率色収差を補正。絞り開放から、画面の周辺部まで高解像かつ高コントラストに描写します。

コーティングはスーパーマルチレイヤーコートとナノポーラスコーティングを採用し、フレアやゴーストを抑制。高い逆光耐性を持ち、さまざまな光の条件下においてクリアでヌケの良い画質が得られます。

■手ブレ補正

手ブレ補正アルゴリズムOS2を採用し、6.5段の手ブレ補正効果を発揮します。手ブレ補正は、一般的な撮影に適したモード1と、モータースポーツなどの流し撮りに適したモード2を搭載。モード2では縦位置・横位置を問わず、カメラを上下や斜めに動かした場合でも手ブレ補正が有効に働きます。

装着例 (Lマウント)

■AF性能

リニアモーターHLA (High-response Linear Actuator) を採用し、高速・高精度なAFが可能。F2の明るさや手ブレ補正OSとの組み合わせにより、動きの速い屋内スポーツでも被写体の動きを確実に捉えます。

装着例 (Eマウント)

■Sportsラインのビルドクオリティ

妥協のない光学性能とシビアな条件に応える機能をコンセプトとするSportsラインならではのビルドクオリティを備えています。

3か所に配置したAFLボタン、フォーカスモード切換えスイッチ、フォーカスリミッタースイッチ、OSスイッチ (モード1/2)、カスタムモードスイッチなど、各種機能で撮影をサポート。外装には太陽光による温度上昇を抑える遮熱塗装が施されています。

付属の三脚座はキャリングハンドルとしての用途を考慮し、座面が長く、レンズとの間隔が広い設計になっています。三脚リングには90°クリックを採用し、スムーズで確実なセッティングが可能。アルカスイスタイプのクランプに対応します。

防塵・防滴に配慮した構造で、レンズ最前面には撥水・防汚コートも施されています。

Sigma 200mm F2 DG OS | Sports 主な仕様

対応マウント ソニーEマウント、Lマウント

焦点距離 200mm

開放絞り F2

最小絞り F22

画角 12.3°

レンズ構成 14群19枚 (FLDガラス2枚、SLDガラス2枚)

絞り羽根枚数 11枚 (円形絞り)

最短撮影距離 170cm

最大撮影倍率 1:7.6

フィルター径 105mm

最大径×長さ Lマウント φ118.9×201.0mm、Eマウント φ118.9×203.0mm

質量 Lマウント 1820g、Eマウント 1800g

付属品 レンズフード LH1139-01、フロントキャップ LCF-105 IV、リアキャップ LCR III、ポーチ、三脚座 TS-171、ショルダーストタップ