By WATCHNAVI salon

スイス・ジュネーブの独立系時計ブランド【レイモンドウェイル（RAYMOND WEIL）】が、2025年リリースのドレスウオッチ「ミレジム 35 スモールセコンド」に、メタルブレスレットを組み合わせたバリエーションを発表した。4種類の文字盤カラーが用意され、価格は36万3000円（税込）から。

シンプル＆コンパクトな人気の機械式時計にメタルブレスレットモデルが登場「ミレジム 35 スモールセコンド」【レイモンドウェイル】

「ミレジム」の35mmモデルにメタルブレスレットを追加

フランス語でヴィンテージを意味する「ミレジム」は、1930年代の古典的なディテールに独自の解釈を加え、”ネオ・ヴィンテージウオッチ”として誕生。ブランドのフラッグシップとして絶大な人気を集めている。今回、2025年の新作として話題を呼んだ35mmモデルの「ミレジム 35 スモールセコンド」にメタルブレスレット仕様の追加を発表。クラシカルなレザーストラップとは一転、よりモダンでスタイリッシュな佇まいが特徴のモデルとなっている。

「ミレジム 35 スモールセコンド」の新作では、クラシックなシルバー、シックなアンスラサイト、柔らかなサーモンピンク、そして温かみのあるクリームと多彩な文字盤カラーを展開。王道、定番から遊び心あるカラーまで幅広い選択肢が、本コレクションの魅力のひとつとなる。特徴的なセクターダイアルは、1930年代のごく限られた時期に製造された伝統的なデザインから着想を得ており、時・分・秒の目盛りをそれぞれ異なるリングに配することで、高い視認性と芸術的な美しさを両立。さらに、中央と外周部で仕上げや色調を変え、立体感を生み出すことでクラシカルな雰囲気を一層引き立てている。

5連仕様のステンレススチール製ブレスレット

オールシーズンで身につけられるステンレススチールブレスレットは、ヘアラインとポリッシュという異なる仕上げを組み合わせたドレッシーな5連仕様だ。1コマ1コマが細かく、手首のラインに滑らかに沿うため、腕に優しく馴染む快適なフィット感を実現。バックルにはレイモンドウェイルのモノグラムが刻まれ、細部に至るまでブランドの美学が貫かれている。また、直径35mmの小径ケースには、丁寧に面取りを施したベゼルを組み合わせることで、ケース全体をスリムに見せる効果を図っている。ケースやラグ側面にはヘアライン、ラグ上面とベゼルの面取り部分にはポリッシュ仕上げとし、異なる質感のコントラストが優美なフォルムを強調。風防には、かつてのプラスチック風防を彷彿とさせる、わずかにカーブしたボックス型フォルムを採用する。

セリタ社製の自動巻きムーブメントを搭載

時計の心臓部には、信頼性の高いセリタ社製の自動巻きムーブメント、キャリバーRW4250を内蔵。レイモンドウェイルのイニシャルを象ったW字型ローターを備える同ムーブメントの姿は、裏蓋のサファイアクリスタル越しに鑑賞可能だ。時を刻む鼓動を感じることができるのも、オーナーの特別な喜びといえるだろう。

レイモンドウェイル「ミレジム 35 スモールセコンド」 Ref.2130-ST-65001 36万3000円／自動巻き（Cal.RW4250）、毎時2万8800振動、約41時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース（シースルーバック）＆ブレスレット。サファイアクリスタル風防（両面無反射加工）。直径35mm、厚さ9.18mm。5気圧防水。

問い合わせ先：ジーエムインターナショナル TEL.03-5828-9080 https://raymond-weil.jp ※価格は記事公開時点の税込価格です。

Text／三宅裕丈

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