明かりで彩る後楽園、岡山城 幻想庭園と烏城灯源郷が開幕
ライトアップされた岡山城。桜の木を模したオブジェなどをあしらい春らしい雰囲気を演出した=25日午後7時20分
岡山市の後楽園と岡山城をライトアップする「春の幻想庭園」「春の烏城灯源郷」が25日夜、開幕した。岡山県を代表する観光スポットを柔らかな明かりで彩り、昼とは異なる趣を演出している。5月6日まで。
岡山城天守前広場でオープニングセレモニーを実施。伊原木隆太知事、大森雅夫岡山市長が太鼓を打ち鳴らすと、黒い天守や桜の木を模したオブジェが浮かび上がり、地面には花々の映像が投影された。
総社市の夫妻は「城全体が春らしくライトアップされ、とてもきれい。後楽園にも足を運びたい」と話した。
後楽園の芝生エリアには地域特産の桃やブドウをイメージし、ピンクや緑の明かりをともした球形のあんどん140個を設置。沢の池に浮かぶ2匹のこいのぼりも内側からライトで照らされた。
いずれも午後6時~9時半(入場は午後9時まで)。後楽園では期間中、西外園にキッチンカーが出店し、5月2~6日は園内で音楽イベントがある。
幻想庭園は県、後楽園魅力向上委員会が主催し、岡山市と山陽新聞社共催。烏城灯源郷は岡山市、おかやま観光コンベンション協会、山陽新聞社でつくる実行委員会が主催する。
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