「え! そんな病名あるんですね」 愛犬に異変→2万6000円かけて精密検査→まさかの診断に「あるある(笑)」と共感の声
8歳の柴犬、桃ちゃん【写真提供:2代目マサイノセンシ1026(Ver1.25)(@gameshibainuno)さん】
愛犬の体調に異変を感じたとき、飼い主は心配でたまらなくなるものです。食欲がない、元気がない、いつもと様子が違う……。そんなときは、迷わず動物病院へ向かいますよね。X(ツイッター)では、愛犬が精密検査を受けたところ、思わぬ診断結果だったという投稿が、18万件もの“いいね”を集めて話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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いつもとは様子が違う…精密検査を受けた柴犬
「食事や水分補給をあまりしないので心配になり病院で精密検査を受けてきました。病名は『わ が ま ま 病』 検査費用2万6000円」
そんなコメントとともに投稿された写真には、ぼんやりと一点を見つめる柴犬が写っています。表情に、どこか困惑や不満がにじんでいるようにも見える一枚です。
この投稿は、Xで18万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「え! そんな病名あるんですね」「あるある(笑)」「かわいすぎます。わがままではなくて『甘えん病』でお願いします」など、さまざまな声が寄せられています。
ぼんやりと一点を見つめる桃ちゃん【写真提供:2代目マサイノセンシ1026(Ver1.25)(@gameshibainuno)さん】
「『わがまま病』と言われたときはすごく安心しました」
話題になったのは、柴犬の「桃」ちゃん。8歳の女の子です。
飼い主さんと桃ちゃんの出会いは、飼い主さんのお父さんが亡くなる前に「最後にいぬを飼いたい」と言ったことがきっかけでした。余命宣告されて以来、ずっと怒りっぽかったお父さんが、桃ちゃんを飼ってからはとても穏やかになったといいます。
こうしてお迎えされた桃ちゃんは、みんなに愛され、元気いっぱいに成長。甘え下手で嫉妬深い一面もありますが、とてもはつらつとしていて、いつも走り回っているといいます。
そんな桃ちゃんの様子が、いつもと違うことに気づいた飼い主さん。水分補給をあまりせず、食欲も落ちていたそうです。さらに、朝起きても昼過ぎまで2階から降りてこず、心配になった飼い主さん。念のため、桃ちゃんを動物病院へ連れていき、精密検査をしたといいます。
「本当に心配で心配で仕方がなかったので、医者様に『わがまま病』と言われたときはすごく安心しました」
病院での診察結果に安堵したという飼い主さん。検査費用は2万6000円と高額でしたが、安心を買ったと思い、納得したといいます。ちなみに、ペット保険に入っているため、検査費用の半分ほどが返ってくるのだとか。
同居犬の柚ちゃん(左)とのツーショット【写真提供:2代目マサイノセンシ1026(Ver1.25)(@gameshibainuno)さん】
病院から帰った途端、いつも通りに
病院から帰宅すると、桃ちゃんの様子が一変。何事もなかったように、いつもの元気な姿に戻ったといいます。
「帰宅したら食事や水分補給、行動もいつも通りに戻りました。意趣返しに『わがまま桃ちゃん』と呼んでます」
投稿に寄せられたコメントを見て、飼い主さんは、同じような経験をした人の多さに癒やされたそうです。
「同じようなことで『わがまま病』や『贅沢病』『仮病』と診察されたエピソードを読んで、ほっこりしました。共感できるエピソードばかりで楽しかったです」
実は元気だった桃ちゃん。これからも、幸せいっぱいの毎日を送ってくださいね。
○取材協力:2代目マサイノセンシ1026(Ver1.25)(@gameshibainuno)さん
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