花嫁に憑いた九尾を祓うため、退魔師夫婦が旅に出る…「神がかってる」新感覚バトルファンタジーに反響【漫画】
『京兼家の花嫁』が話題
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ガンガンJOKERに連載中の『 京兼家の花嫁』をピックアップ。本作は2025年5月に第3巻が発売されたばかりの注目作だ。
2025年5月22日に作者の日野杏寿さんが本作の第2話をX(旧Twitter)に投稿されたところ、8千件を超える「いいね」と共に多くの反響コメントが寄せられた。本記事では作者の日野杏寿さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
退魔師の花嫁が九尾に取りつかて…

『京兼家の花嫁』(1/43)
黒朗は千年続く退魔師の京兼家当主。婚姻の日、黒朗は九尾を討ち果たし、生贄に捧げられた嫁の布由を救うことに成功…したかに見えたが、九尾は布由に取りついてしまう…。黒朗に迷惑をかけたくない布由。布由を救いたい黒朗。九尾が取りついたままではいつ他の退魔師に狙われるかわからない。しかも九尾の妖気に誘われて布由の周りには妖魔が集まってくる…。
このままでは布由を危険だと考えた黒朗は、九尾を祓う方法を探す旅に出ることを布由に提案する。新婚旅行がまさかの妖魔退治となった二人。新たなバトルファンタジーに「王道バトルファンタジー!」「画力すごい」「神がかってる」など多くの反響が寄せられている。
作者・日野杏寿さん「黒朗は奇跡的に生まれたキャラクター」

『京兼家の花嫁』(2/43)
――『京兼家の花嫁』は5月に第3巻が発売されました。人気の高まりをどのように感じていらっしゃいますか?
SNSでリプライをくれる方が増えた気がします。反応を頂けるのは嬉しいですね。
実際の人気も高まってくれているといいのですが…
――妖魔の描写が綿密で、アクションシーンはとても迫力がありますが、描くときにこだわっていることがあれば理由と共にお教えください。
この作品でしか見れないデザインの妖魔になるよう目指してます。
ホラーやモンスターパニック映画が大好きなので、その影響があるかもしれません。
――ケモ耳の布由がとても可愛いのですが、キャラクターデザインでこだわったことがあれば、理由と共にお教えください。
ありがとうございます。
黒朗と並んだときに色やシルエットで違いがはっきり分かるよう拘りました。
あとはボリュームのあるもふもふの尻尾です。動物の冬毛が好きなので。
――本作のなかで日野さん自身が思い入れの強いキャラクターはいますか?ぜひ理由と共にお教えください。
黒朗でしょうか…
今の黒朗になるまでに何度も性格や外見を練り直して大変な思いをしていて。
これで最後の最後という状況で出来上がったキャラなので、奇跡的に生まれたと思ってます。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつも読んでくださりありがとうございます!
楽しく愉快な退魔活劇をこのさきもお届けしたいと思うので、ぜひ一緒に楽しんで頂ければ嬉しいです!