「夫が慰謝料を払うのは“けじめ”」妻が突きつけた離婚しないという強い意思【優しい夫とその同僚 Vol.116】
※このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
夫は同僚・芹との関係が原因で離婚の危機に直面したことを反省し、妻を伴って3人で話し合いの場を設けます。芹はごまかそうとしますが、妻が芹の夫・蓮斗を呼び出し、草太は誠意をもって謝罪。芹は裏切りを否定するものの、蓮斗からこれまで草太に話していた悩みがすべて嘘だったと明かされ、場の空気は一変。軽く謝罪してその場を立ち去ろうとする芹に、蓮斗は「慰謝料は両方からもらう」と告げます。困惑する芹とは対照的に、草太は「お支払いします」と即答し、軽率な行動を深く反省して再び頭を下げるのでした。
■慰謝料を払ったら何かあったみたいでしょ?
「夫が慰謝料を払うのは“けじめ”」妻が突きつけた離婚しないという強い意思【優しい夫とその同僚 Vol.116】

■夫の覚悟を聞いた妻の思い
■スマホの中身をすべて見たということは…?
芹は「慰謝料なんて払ったら、本当に何かあったみたいじゃない」と反論しますが、妻は冷静に「夫が支払うのは本人なりのけじめ。私から口を挟むつもりはありません」と受け入れます。
そして最後に、「私たちは離婚しません。草太のことは諦めてくださいね」とはっきり釘を刺しました。
蓮斗は「まさかここまで男にだらしない女だとは思わなかった」と言い放ち、芹のスマホを隅々まで確認したことを改めて伝えます。
すると、何かを思い出したかのように芹の表情が一気に青ざめていき――。もしかすると、彼女はまだ何かを隠しているのかもしれません。
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