治一郎のバームクーヘンが格安で買える「ヤタロー」の工場直売所がリニューアル! 売り場も規模も超パワーアップしてたぞ!
ロケットニュースには全国各地の工場直売所の記事が挙がっているが、私(まろ)の住む静岡でおそらく1番有名な工場直売所は「ヤタローアウトレットストア」だろう。
「ヤタロー」というのは静岡県浜松市に本社を置く、パンやお菓子を手掛ける食品メーカー。会社名ではあまりピンと来ないかもしれないが、全国的に有名なバームクーヘン『治一郎』ブランドを展開しているのが実はヤタローなのだ。
そんな治一郎の商品が格安で買えると以前記事にて紹介したのだが、そのアウトレットストアが2025年4月に新しく「ヤタロー地産地消工場店」としてリニューアルオープン! 建物も規模もめちゃくちゃでっかくなったみたいなので、現地の様子を確かめに行ってきたぞー!
治一郎のアウトレットでゲットしたのはこちら!
・ヤタロー地産地消工場店
新店舗である「ヤタロー地産地消工場店」は、前店舗から車で2分ほどの場所にでっかくオープンしていた。
すでにオープンから4ヶ月ほど経っているので、当時に比べると混雑はかなり落ち着いているようだ。毎朝8:30から整理券が配られているみたいだが、今回は11時到着で特に制限なく店舗へ入ることができたぞ。
前店舗の5倍はあるんじゃないかってくらい店内が広い⋯⋯! 天井はめちゃくちゃ高いし、通路の間隔も余裕がある。前店舗は狭いのにめちゃくちゃ混んでて揉みくちゃだったからなぁ。
入口からすぐのところに、みんなのお目当て「治一郎」のアウトレットコーナーが。
さすがに2年前より100gあたり30円ほど値上がりしていたが、それでもお店で買うより断然安い。ただ、1家族3つまでなので量的にはそんなに買えないな。
アウトレットコーナーのほかに人だかりができていたのは、店奥にある「もったいないコーナー」。ここにはパン耳や切れ端など製造過程でできてしまう副産物や、消費期限の近い商品が並べられていた。
フランスパンの耳が108円で、食パン耳が36円か⋯⋯今お金ないから近くに住んでたらめちゃくちゃ通うのになぁ。このコーナー以外にも安い商品というのは店舗内に点在しているので、クルクル回って掘り出し物を探すのも楽しい。
で、新店舗で一番びっくりしたのは店舗内にライブキッチンが設置されていたということ。
目の前のオーブンで焼かれたフィナンシェやクロワッサンなどが販売されていたのだが、どれもお手頃価格でびっくり。しかもおいしそう⋯⋯!
工場直売所って工場で作られている製品の副産物が並ぶイメージだったから、その場で新たに生み出されたオリジナル商品が並ぶってのは凄いよね。
しかも、ライブキッチンで売れ残ってしまったパンや焼き菓子は、ラスクなどの新しい形に加工されお店に並んでいるのだ。この直売所の中で食材を無駄にしないサイクルができあがっているのには脱帽⋯⋯! これぞフードロス対策だよなぁ。
・街の「おいしい」が集まった店
明らかに前店舗よりパワーアップしていたな。店名に「地産地消」とついているだけあって、ヤタロー製品以外にも地元の様々な商品が集められた、見どころたくさんの店内となっていた。
こういう直売所って朝イチで早く行くのがセオリーだが、新店舗に限ってはその限りではないのかも。朝から整理券は配られているが、目玉のバウムクーヘンは昼間や夕方にも入荷があるみたいだし、ライブキッチンは常に稼働しているからね。
パン耳などの「もったいないコーナー」や地元野菜狙いの人は朝から行くべきだが、それ以外の人はおそらく何時に立ち寄っても楽しむことができるだろう。この街の「おいしい」が集まった素敵な直売所となっていたので、近くを通った際はぜひ覗いてみて!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ヤタロー地産地消工場店
住所 静岡県浜松市中央区上西町1013-1
時間 10:00~19:00
休日 年中無休 (三が日を除く)
参考リンク:ヤタロー地産地消工場店
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.