苦手なプールを前にフリーズする大型犬…へっぴり腰に温かい声続々「お顔が…」「かわいい」

プール嫌だ…腰が引けてしまったフブキくん(画像提供:アラスカンマラミュート フブキさん)

「今年のプールも怖くて入れず」

Xユーザー・アラスカンマラミュート フブキさん(@fu_bu_ki115)が投稿したのは、愛犬「フブキ」くん(1歳・男の子)の写真。お庭に設置された簡易プールに誘う飼い主さんを前に、少し離れた場所で頭も尻尾も垂らし、不安げな表情を浮かべる姿が写っていました。

プールの水は人の膝より下ほどの浅さで、飼い主さんがすぐそばで支える体勢も万全。それでも、フブキくんにとっては心細さが勝ってしまったようで、今にも逃げ出しそうな“へっぴり腰”の様子が伝わってきます。

この投稿は1.3万件を超える“いいね”を集め、「がんばれ!」と温かく見守る声が続出しました。飼い主さんによれば、去年も挑戦したものの結局プールには入れなかったそう。当時のことを詳しく伺いました。

ホースの水も苦手…プールチャレンジの結末は?

床上で寝そべって飼い主さんを見つめるフブキくん(画像提供:アラスカンマラミュート フブキさん)

ーー当時の状況について教えてください。

「小さい頃から水が苦手で、ホースから出る水でも逃げていました。去年プールに挑戦したときに苦手意識があることがわかり、その後もとくに練習はしていません」

ーーフブキくんの姿を見て、どんなお気持ちでしたか。

「先日、川に行ったのですが、やはり怖がって入れませんでした。『もしかしたらプールなら…』と思い再挑戦してみたものの、やはり難しかったです。抱っこして入れようと試みたこともありますが、寝そべって全力で拒否していました」

プールを横目に完全スルーするフブキくん(画像提供:アラスカンマラミュート フブキさん)

ーーそのあと、どうなったのでしょうか。

「常に私たちの近くにはいたいので、プールに近づいては離れてを繰り返していました。最終的には家の中に逃げて、窓越しにこちらを見ていました」

ーー普段のフブキくんはどんな性格ですか。

「人が大好きで、いつもそばにいて観察しています。楽観的で、気にしない、引きずらない、さっぱりした性格です。かくれんぼが好きで、寝ていても私が隠れるとすぐ探しに来ます。遠吠えすると真似してハモるのも得意です。トイレをしてハウスに入るとおやつをあげる習慣があるのですが、留守番のときもハウスに入っておやつを待っていたことが見守りカメラでわかり、思わず夫と笑ってしまいました」

臆病なところも含めて、フブキくんの愛らしさは格別です。飼い主さんご夫婦も、そんなフブキくんの歩調に寄り添いながら、そっと見守っています。SNSのリプライ欄にも、温かいコメントがたくさん寄せられました。

ママ、パパと一緒にパシャリ! 嬉しそうなフブキくん(画像提供:アラスカンマラミュート フブキさん)

「お顔が…」

「かわいい」

「文字通りの“尻込み”」

「抱っこでも無理か〜」

「なんというへっぴり腰」

「なにそれ…怖…な表情がとても良き」

「しっぽが全てを語っていますね」

「かわいい!! 尻尾下がってる」

「本犬には申し訳ないけどかわいいね…」

散歩中、とろけそうな笑顔がキュートなフブキくん(画像提供:アラスカンマラミュート フブキさん)

もふもふが爆発! 体重40キログラムになったフブキくん(画像提供:アラスカンマラミュート フブキさん)

ママと一緒にリラックスタイム! うれしそうなフブキくん(画像提供:アラスカンマラミュート フブキさん)

飼い主さんがプールに入っても…遠くに逃げてしまったフブキくん(画像提供:アラスカンマラミュート フブキさん)

(まいどなニュース特約・梨木 香奈)