F-4・C-1・F-2初号機と300人がハイポーズ!空自・飛実の創設70周年記念
飛行開発実験団 70周年の記念撮影
航空自衛隊岐阜基地は2025年8月20日、同基地に所属する飛行開発実験団(飛実)の創設70周年を記念し、公式Xにて記念撮影の様子を公表しました。
記念写真では、隊員約300人で作成した「70周年記念人文字」を中心に、左側には岐阜基地で保管されているF-4EJファントムIIの初号機「機体記号:17-8301」、中央後方には“銀ちゃん”の愛称で親しまれているC-1初号機「28-1001」右側には“飛実カラー”と呼ばれる赤白塗装をまとったF-2初号機「63-8501」の3機が並べられています。
© FlyTeam ハリィ46さん岐阜基地 2024年11月17日撮影 17-8301 マクドネル・ダグラス F-4EJ ファントムII 航空自衛隊 © FlyTeam 弁当箱さん岐阜基地 2025年3月14日撮影 28-1001 川崎 C-1FTB 航空自衛隊 © FlyTeam あずち88さん岐阜基地 2024年12月12日撮影 63-8501 三菱 F-2A 航空自衛隊
飛実は、新しい航空機やミサイルの試験などを行う空自唯一の部隊。凄腕パイロットが所属し、機体の限界を試すためのテスト飛行を行うだけでなく、飛実のテストパイロットを養成する「試験飛行操縦士課程(TPC:Test Pilot Course)」などのコースも存在。例年、岐阜基地や静浜基地航空祭での展示飛行にも参加しています。