「誘拐の日」政宗(斎藤工)は七瀬家の養子だった!天才研究第1号も汐里(安達祐実)妨害 SNSで考察合戦過熱

(左から)新庄汐里(安達祐実)、政宗(斎藤工)「誘拐の日」第7話場面写真(C)テレビ朝日

俳優の斎藤工が主演を務める連続ドラマ「誘拐の日」(テレビ朝日系、火曜午後9時)の第7話が、19日に放送され、新庄政宗(斎藤)の過去が明らかに。また改めて政宗の妻、汐里(安達祐実)の言動に注目が集まり、視聴者の間で考察合戦が白熱している。

「誘拐の日」とは?

「シグナル」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」などのドラマで知られる韓国のスタジオ「ASTORY」が、2023年に製作した同名ドラマが原作。二転三転するスピーディーな展開と、愛を知らない天才少女、七瀬凛(永尾柚乃)と愛しか知らない不器用な誘拐犯、政宗との心の交流を描く。

汐里(安達祐実)が七瀬家の養子の座を政宗(斎藤工)から”強奪”

この日の放送で、政宗の過去が明らかになった。次世代知能開発プロジェクトに巨額の出資を行うZキャピタルズ日本支部長、ケビン福住(鈴木浩介)に監禁されていた政宗は、所轄刑事の須之内司(江口洋介)と連絡を取り、心臓病の手術を控えた娘、芽生(日下莉帆)の無事を見届けたら出頭すると約束。その代わりに、ケビンの部下である鮫洲豪紀(栄信)を確保してほしいと頼んだ。須之内は政宗を信じて鮫洲を逮捕するが、警察上層部にZキャピタルズから圧力がかかったのか、鮫洲らは釈放されてしまった。

(右)山崎忠(Snow Man深澤辰哉)「誘拐の日」第7話場面写真(C)テレビ朝日

一方、政宗は汐里に連絡。手術を見届けてすべてを終わらせると告げと、汐里は芽生と一緒に待っていると不敵に笑った。政宗は弁護士の山崎忠(Snow Man・深澤辰哉)と共に病院へ向かおうとするが、山崎は鮫洲に刺されてしまう。駆けつけた政宗もケビンに阻まれ、凛が連れ去られただけでなく、病院にも行けなくなった。

(左から)新庄汐里(安達祐実)、政宗(斎藤工)「誘拐の日」第7話場面写真(C)テレビ朝日

病院にいた須之内は汐里に政宗の過去を尋ねた。汐里は、当時の政宗は泣き虫で、独りぼっち。勉強も苦手で何の取り柄もなかったと証言。施設を出てからは疎遠だったが、男に絡まれた際に政宗が助けてくれ、その流れで相手が頭を強打。正当防衛は成立せず、政宗が罪をかぶったと語った。

その後、マンション前で政宗と再会した汐里は、手術成功を報告。凛の行方が気になる汐里に政宗は、Zキャピタルズに連れて行かれたと話し、彼らが凛の父、守(半田周平)が開発した薬のレシピを探していると伝えると、汐里は深刻そうな表情で「Zキャピタルズ…」とつぶやいた。一方、ケビンは、守がいつもペンダントを身に着けていたことを知り、そこに手がかりがあると踏んで医学博士の水原由紀子(内田有紀)を脅したが、ペンダントは見つからず。政宗が凛を助けに行こうとすると「あなたにとって一番大事なのは芽生でしょ?」と詰め寄り、赤の他人の凛なんて放っておけと言い放った。そして、自分は子供のころからずっと政宗を支えてきたと寄り添い、政宗が持っていたラムネを口に入れた。

自宅謹慎となった須之内は、政宗と汐里が育った養護施設を訪問。牧師から、政宗は優秀でリーダー的存在だったが、七瀬家の養子先から戻ってから成績が落ちたと聞かされた。実は、汐里は政宗に付き添い研究実験に関わっており、政宗に与えられた薬をラムネにすり替えていた。その後、養子の座を懸けて政宗と実力テストを受け、終了直前に答案をすり替えて自ら養子になっていた。

そして政宗は汐里の部屋で七瀬家の防犯カメラデータを発見する。そのころ汐里は、ペンダントを探すケビンの前に姿を現し「探し物はこれですか?」と挑発するようにペンダントを見せつけた。

物語が大きく動き、続々と新事実が明らかになった第7話。なかでも、政宗も七瀬家の養子だったということに多くの視聴者が驚きの声をあげた。SNSには「政宗が優秀で養子? 汐里は何がしたかったの?」「記憶のないのは実験のせい?」「七瀬家の養子だった記憶ないの?」などのコメントが続々。汐里の存在がクローズアップされる展開に「もしかして洗脳されている?」「実験台にさせられる姿を見て自分が代わりになることで解放してあげたかったのか?」「政宗は汐里に人生狂わされてるんだな」という声も寄せられた。

(左から)新庄政宗(斎藤工)水原由紀子(内田有紀)「誘拐の日」第7話場面写真(C)テレビ朝日

一方、政宗がいつもラムネを持っている背景がわかり、「ラムネを手放せないのが、こんなきっかけだったとは…」「薬を飲まずにラムネを食べたことで脳が成長できなかったの?」という書き込みも見受けられた。