たとえるならPC界の「無印良品」、すごくちょうどいいSurface Laptopがおすすめ

少し小型になって約16万円からの低価格
ごちゃごちゃしたデザインも、スペックの数字の押し売りもいらない。必要なものがちゃんと揃っていて、見た目もすっきりしていて、持っていて気分がいい。「Surface Laptop 13」は、そんなPCを探している人にとってちょうどいい存在です。
たとえるなら、PC界の無印良品。奇をてらわず、ちゃんとした品質と使い心地をシンプルなパッケージに落とし込んでいる製品です。
パソコンが高価になる中、価格も抑えています。最小構成なら16万円台から手に入るので、「はじめての自分用PC」を探している人にとっても、手が届きやすくなっています。
性能は可もなく不可もなくですが、今どきのAI機能にもちゃんと対応しているので、価格以上の能力を発揮してくれます。軽くてバッテリーが長持ちするので、持ち運びがしやすく、レポートやプレゼン資料の作成、動画視聴なども快適ですし、TeamsやZoomを使った会議、外出先での作業をストレスなくこなせる点もメリットです。
初めて自分のPCを持つ学生にも、プライベートで普段から持ち運ベルPCが欲しい社会人にもおすすめ。「これでいい」じゃなく「これがいい」と思わせてくれるPCです。
そんな無印良品的ノートPC「Surface Laptop」を見ていきましょう。
どこに持っていっても恥ずかしくない、ミニマルで美しいデザイン
PCって、使う場所によって案外“見た目”が気になったりしませんか? 学校で使う、カフェで広げる、職場の会議室に持っていく——そんな時に、Surface Laptop 13のシンプルで洗練されたデザインはかなり心強い存在です。
無駄な装飾がないけれど、のっぺりして見えない。全体の質感はサラッとしていて、アルミボディは光の当たり方によってさりげなく表情を変えてくれます。派手さはないのに、なんとなく高そうに見える。それでいて嫌味がない。無印良品じゃんか!
とくに学生や新社会人にとって「持ち物の第一印象」って意外と大事。Surface Laptopなら、年齢問わず好感を持たれやすいし、「それどこのPC?」と聞かれるくらいの存在感もあります。カラバリも豊富で、自分に合った色を選べるのも嬉しいところ。
「なんとなく気分が上がるから持ち出したくなる」。この感覚、PC選びではあまり語られないけど、日々の満足度にすごく影響するポイントだと思います。

「Surfaceって高いんでしょ?」という声、たしかによく聞きます。学生向けモデルとかよく家電量販店で見るけど、だいたい20万円前後のイメージがありますよね。
でもこのSurface Laptop 13、最小構成なら16万円台から買えるんです。これ、正直かなり頑張ってる価格設定だと思います。もちろん、16万円が「激安」なわけではありません。ただ、使われている素材や筐体の仕上がり、使い勝手、OSやソフトの安定感などをトータルで見ると、この価格は納得感があります。
しかもAI機能にも対応していて、今後のWindows 11の進化にもちゃんとついていけるスペックです。
文系の大学生なら4年間しっかり使い倒せるし、新社会人でもビジネス用途に耐える基本性能をしっかり備えている。Office系アプリ、Web会議、調べもの、レポート作成、動画視聴、ちょっとした画像編集くらいまでなら難なくこなしてくれます。

このSurfaceは、ただの“道具”じゃありません。AI機能がかなり充実していて、「Recall(リコール)」や「Click-To-Do」など、ちょっと未来っぽい機能がしっかり使えます。
Recallは、ざっくり言うと「PCの常時オートセーブ」機能。たとえば「昨日見たレポートどこだっけ」と探すとき、タイムラインみたいにオートセーブされたデータがビジュアルで出てくる。
いつ使えるようになるんだ、と散々言われてましたが、やっと使えるようになりました。正直、かなり便利。とくにPC画面が取っ散らかっている=つまり掃除できない人にこそおすすめできる機能です。 PDF、資料、画像どこいったっけなぁとファイルを探す手間がなくなるので、だいぶタイパがよくなります。
高性能ではない。でも“重くない用途”ならむしろ快適
Surface Laptop 13に搭載されているSnapdragon X Plusは、2024年に登場したモデル。最新の「Elite」シリーズと比べると処理性能では一歩譲ります。特に動画編集や重めの作業を考えている人には少し心もとないかもしれません。
ただ、ウェブブラウジングや資料作成など日常用途なら動作は軽快。最新ではないぶん価格が抑えられており、初めての1台としては十分アリな選択肢です。

USBポートは、USB-C×2とUSB-A×1、それにイヤホンジャック。このミニマルさ、かっこよさの裏返しなんですが、正直「ちょっと足りないな」と思う場面も出てきます。
ただ、逆に言えば「必要なものだけを自分で選ぶ自由」があるとも言える。外で使うときはミニマルに。家ではハブをつないでがっつり拡張。そういう割り切りができれば、むしろ自分好みに使いこなせるPCでもあります。

このSurface、持ち歩くたびにちょっと嬉しい

Surface Laptop 13は、スペックで語るよりも「なんか、これ好きかも」で選ぶのが正解なPCです。毎日カバンに入れて、カフェで広げて、ふとしたときに「いいな」と思える──そんな存在って案外レアです。
もちろん、性能を求めるなら上位モデルもありますし、ポートの少なさも好みが分かれるかもしれません。でも、「持っていて気分が上がる」「見た目で気に入ったものを使いたい」──そんな感覚派にとっては、これほどしっくりくるPCはなかなかないと思います。
はじめてのPCとしても、2台目としても、買い替え候補として“なんとなく惹かれる”なら、それはきっと正解に近い直感です。店頭で手に取ってみて、「おっ」と感じたら、ぜひその気持ちを信じてみてください。
詳細なスペック
OS:
Windows 11 Home
Microsoft 365 Personal (24ヵ月間のサブスクリプション)
CPU:
Qualcomm Snapdragon X Plus(8コア)
NPU:
Qualcomm Hexagon(45TOPS)
ディスプレー:
13型PixelSense 1920×1280ドット/タッチスクリーン
リフレッシュレート 60Hz
メモリー:
16GB
ストレージ:
256GB / 512GB
ポート類:
USB-C/ USB 3.2×2およびUSB Type-A×1
3.5mm ヘッドフォン ジャック
無線通信:
Wi-Fi 7
Bluetooth 5.4
バッテリー駆動時間:
最大約23時間
製品サイズ:
幅285.65×奥行214.14×高さ15.6mm
重量:
約1220g
価格:
15万9800円~
付属品:
45W電源アダプター
USB Type-C充電ケーブルなど
カラー:
プラチナ/オーシャングリーン/バイオレット