「言いふらすなんて最低!」噂の犯人だと決めつける同僚女性の怒り【優しい夫とその同僚 Vol.136】
※このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
草太は同僚・芹との関係を疑われ離婚の危機に立たされますが、芹の夫・蓮斗の指摘により、不適切な関係を持っていたのは藤枝であることが発覚。芹に貢いで借金を抱えた藤枝は弁護士も雇えず、謝罪するも慰謝料の減額は拒否されてしまいます。藤枝と関係をもったことを後悔する芹でしたが、今は何よりも、藤枝の妻に知られないよう動くことが最優先だと考えていました。そんな中、社内で2人の関係が噂になっていることを知った芹。この事実を知っているのは草太だけ…。芹は彼に疑念を抱き、抗議のために草太のもとに駆け寄りました。
■芹の険悪な雰囲気を察した草太は…
「言いふらすなんて最低!」噂の犯人だと決めつける同僚女性の怒り【優しい夫とその同僚 Vol.136】

■否定する草太にさらなる不信感をあらわに…
■信じていたのに…!
「噂を広めるようなことは一切していない」と否定する草太に対し、芹はまったく信じようとしません。なぜなら、2人の関係を知っているのは草太とその妻だけで、他の人の耳に入るはずがないと思い込んでいるからです。
「草太くんはそんな噂話をペラペラ話すような人じゃないと思っていたのに…」と、芹は落胆と怒りをあらわにします。
しかし、実は藤枝が同期の漆谷に口を滑らせていたことを芹は知りません。隣で話を聞いていた藤枝は、芹の言葉に青ざめ、何かに気づいたような表情を浮かべていました。
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