「転勤はイヤ」20~30代の6割超が「退職を検討」 静岡で聞いてみると…

堀優奈アナウンサー:「もし転勤辞令が出たら、皆さんはどうしますか?」

「転勤はイヤ」20~30代の6割超が「退職を検討」 静岡で聞いてみると…

馴染みの勤務先から、次の勤務先へ。複数の事業所を構える企業で働いていれば可能性がゼロではない「転勤」。いま、このシステムをめぐって“ある調査結果”が注目されています。

人材サービスの「エン・ジャパン」が行った調査によると、今後、転勤辞令が出た場合、退職を検討するきっかけになるかという調査で59%が「なる」「ややなる」と回答。20代から30代では6割を超え、若い年代ほど転勤への抵抗感が強い傾向にあることが分かりました。

実際に静岡の街で声を聞いてみると。

「転勤する」静岡市20代:「転勤がある会社なので転勤する。会社という環境の中で働いているので、一番活躍できる環境が転勤先ではないかということで、それに従うのが自分の成長につながるかと思う」

「退職する」浜松市20代:「退職しちゃう。家もあるし家族もあるので、住み慣れたところで働きたい」

「退職する」浜松市20代:「退職考えちゃいますね。知らない土地に行くのはちょっと怖いなという意識がある」

「退職する」掛川市20代:「人間関係がまたリセットされるので、新しく作るのが面倒くさい」

「転勤する」愛知県から40代:「自分がステップアップできる転勤だったら喜んでするべきだと思う。新しいところへ行くと新しい人との出会いもあるし、新しいことへ挑戦するきっかけにもなる」

シンガポール出身のこちらの方は…。

堀アナ:「外国では転勤辞令が出たら半数以上が退職する?」

「転勤する」シンガポールから30代:「あんまりない。私なら行く。単身赴任でもいいし、家族のためなら。いろいろな経験も得られる」

静岡に就職活動で来ていた学生は…

堀アナ:「転勤のありなしは職選びに関係する?」

東京から20代:「かなり関係する。将来のライフプラン、結婚とかそういうことを考えると転勤は影響が大きいと思うので、就職活動でも考慮している」

三重県から20代:「結婚して家を建てたら、転勤したら家から遠くなるので、転勤なしの方がいい

人生を左右する転勤。あなたならどうしますか?