明日4日~5日の関東は警報級の大雨のおそれ 台風が最も接近するのは5日午後か
熱帯低気圧から変わる台風は、5日午後に関東甲信地方に最も接近する見込みです。関東甲信地方は台風が近づく前の明日4日から雨が強まり、5日にかけて警報級の大雨になるおそれがあります。低い土地の浸水、河川の増水などに注意が必要です。

明日4日~5日の関東は警報級の大雨のおそれ 台風が最も接近するのは5日午後か
●台風発生へ 関東甲信は台風の接近前から大雨のおそれ

台風発生へ 関東甲信は台風の接近前から大雨のおそれ
今日3日(水)15時現在、南大東島の南南東にある熱帯低気圧が今後12時間以内に台風となるでしょう。関東甲信地方には5日(金)午後に最も接近する見込みです。
関東甲信地方は熱帯低気圧や台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、4日(木)から5日(金)にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
●4日は所々で雨 局地的には激しい雨も

4日は所々で雨 局地的には激しい雨も
明日4日(木)は朝から所々で雨が降り、通勤の時間に雨脚が強まることもあるでしょう。夜にかけても雨が降ったりやんだりしますので、お出かけの際に雨が降っていなくても、雨具を忘れずにお持ちください。
昼前からは局地的にバケツをひっくり返したように激しく降るでしょう。傘をさしていても濡れるくらいで、高速道路ではブレーキが効かなくなること(ハイドロプレーニング現象)があります。台風が接近する前から雨の量が多くなるおそれがあり、注意が必要です。
●5日朝の通勤時に雨ピークか どしゃ降り注意

5日朝の通勤時に雨ピークか どしゃ降り注意
5日(金)は各地とも断続的に雨が降るでしょう。台風が最も接近するのは午後ですが、それより前の午前中に雨のピークを迎える可能性があります。朝の通勤時はどしゃ降りの雨となったり、横なぐりの雨となったりする所があるでしょう。時間に余裕を持って準備するとよさそうです。午後は雨の降り方が弱まりますが、夜にかけても傘が手放せないでしょう。警報級の大雨のとなるおそれもあり、低い土地の浸水、河川の増水などに注意が必要です。
なお、台風の進路や発達の程度によっては、雨の降り方やピークが大きく変わる可能性があります。最新の台風情報や天気予報、交通情報をこまめに確認してください。