【漫画】封印されたリカちゃん人形、トラウマの記憶と再生の物語/しなのんちのいくる(29)

おバカだけど憎めないヤンチャ少年・いくると、怒ると怖いけど本当は弟想いの姉・しなの。そんな姉弟を中心に、昭和の終わり頃の懐かしい日常が、ユーモアたっぷりに描かれるノスタルジー満載の思い出漫画。誰もが一度は通った“あの頃”の景色と感情が、ページをめくるたびに鮮やかによみがえる。

昭和の懐かしい日常を姉弟の笑いと共に描くコミックエッセイ「しなのんちのいくる」(著者・仲曽良ハミ)から選りすぐりのエピソードを全30回連載でお届け。第29回となる今回は5巻「リカちゃん」を3回にわけてお届けします。

数年前の失敗で封印されていたリカちゃん人形が、偶然ふたたび姿を現す。姉のしなのはかつてのトラウマに動揺するが、弟・いくると友人の協力で修復を決意。

ぬるま湯と洗剤で髪を洗い、丁寧に手入れする3人。しなのも過去に向き合いながら、少しずつ笑顔を取り戻していく。