「もう買わない」と決めた理由。節約上手が手放した日用品リスト
節約生活を無理なく続けていくためには、そもそも「ものを買わないこと」が大事。「買わなくてもなんとかならないか、と考え続けた結果、どんどん買わないものが増えていった」と話してくれたのは、YouTubeチャンネル「リッチじゃない暮らし」を配信する、節約歴6年の主婦みさきさん。今回は、夫と3人の子どもと暮らすみさきさんが「買うのをやめた日用品」について教えてもらいました。
節約歴6年の主婦、みさきさん
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1:キッチンに置いていた「三角コーナー」
台所の流し台に置いていた三角コーナーは、掃除が面倒という理由でやめることに。ぬめりや汚れがすぐに気になるので、こまめに洗うのがプチストレスになっていました。
代わりに使い始めたのが「食パンの袋」ですね。食パンを食べ終わった空袋をそのまま生ゴミ入れとして再利用しています。
食パンの袋の素材はイヤなにおいもとおしにくく、捨てるときもラクちんなので、すごく効率的だと感じています。
2:敷きっぱなしになりがちな「マット&カバー類」
以前は、玄関マットやキッチンマット、トイレカバーなどをよかれと思ってそろえていましたが、ズボラな私はこまめに洗濯できず、気づけばずっと敷きっぱなしに。
「これって本当に必要?」と見直した結果、思いきってすべて手放すことにしました。
最初は少し落ち着かない感じもありましたが、なくしてみると意外と快適でしたね。見た目がスッキリして掃除がしやすくなり、自然と掃除の頻度がアップしました。
家が清潔に保てるようになったので、「むしろない方が快適かも」と思うようになりました。
3:家族の好みの香りがわかれがちな「芳香剤」
芳香剤は気分をリフレッシュしたり、部屋の雰囲気を変えたりする効果は感じますが、消臭効果はそれほど期待できない、と感じることが多かったです。
さらに、家族それぞれ香りの好みが違い、どれを選ぶか悩むことも多かったのでやめてみることに。
その代わり定期的な掃除をすることで、においの元から対策して、美しいトイレになるように心がけています。
4.かさばりがちな「専用クリーナー」
ドラッグストアなどに行くと、トイレ用、バス用、フローリング用、ガラス用など、たくさんの専用クリーナーが販売されています。
ただ、用途ごとに買うのはコスパも悪く、家のものが増えてしまうので、やめることにしました。
代わりに100円ショップの「セスキクリーナー」が大活躍。油汚れに強いので、キッチン周りの掃除だけでなく、手アカのついたガラスやベタついた床など、これひとつでさまざまなところの掃除に使っています。
5:1枚数円でもチリつもで浪費になる「レジ袋」
レジ袋が有料化されてから、マイバッグを持ち歩くのが当たり前になりましたよね。私はマイバックを忘れないように、普段使うリュックに3つほど常備しています。
また、めったに使うことがありませんが、それでも忘れたときのために大きめのビニール袋も数枚入れておくようにしています。買い物のたびにレジ袋を買ってしまうと、たとえ数円でも、積み重なれば浪費になるので、自分で防げる出費はできるだけ減らしたいと考えています。
●ものを買わなくても工夫でなんとかなる
以上、「買うのをやめてよかった日用品」を5つ紹介しました。
ただ、紹介した5つも必要な方にとっては必要なものです。あくまで筆者の主観に基づくものなので、「こういう考え方もあるんだな」と思っていただけると幸いです。
節約生活を続けて6年。ものを買わなくても工夫でなんとかなることが増えたおかげで、日用品費はどんどん減っていきました。
なにか皆さんのお役に立つ情報があればうれしく思います。
※ 紹介した商品の価格は、取材時点のものになります。物価変動によって、価格が異なる場合がありますので、ご了承ください。
※ 紹介した商品は、すべて著者自身で購入したものになりますので、店舗への問い合わせはご遠慮ください。また、これらの商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により取扱商品や仕入れ状況が異なりますので、ご理解いただけると幸いです。