「しあわせな結婚」佐々木蔵之介が事件解明のカギを握る法医学者に 阿部サダヲとの共演は「医龍」以来約11年ぶり「もっと出たかったなあ~」

法医学者、児玉祐作役で出演する佐々木蔵之介と、主人公、原田幸太郎を演じる阿部サダヲ(C)テレビ朝日
俳優の阿部サダヲが主人公の弁護士、原田幸太郎役を演じる連続ドラマ「しあわせな結婚」(テレビ朝日系、木曜午後9時)。4日放送の第8話に、俳優の佐々木蔵之介が法医学者の児玉祐作役でゲスト出演する。
「しあわせな結婚」とは?
NHK大河ドラマ「光る君へ」(2024年)など作品で知られる大石静さんが脚本を手がけるオリジナルのマリッジ・サスペンス。
世間の注目を集める事件の裁判で数々の無罪を勝ち取ってきた人気弁護士の幸太郎がネルラ(松たか子)と電撃結婚した後、彼女が15年前に起きた元婚約者の不審死に関わっていたことを知り、順風満帆だった人生が大きく揺らいでいくさまを描く。
第7話(8月28日放送)では、15年前にネルラの元婚約者、布勢(玉置玲央)を殺したと出頭した彼女の叔父、考(岡部たかし)の取り調べが続くなか、ネルラの弟で、母親代わりの考に育てられたレオ(板垣李光人)が大きなショックを受け、家族とともに住んできたマンションを出て1人暮らしを決意した。
その夜、レオの部屋で小火が発生。幸太郎やネルラ、父の寛(段田安則)が慌てて部屋に駆けつけると、煙を吸ったレオが意識を失っていた。レオを起こして避難させようとしたネルラの脳裏に、15年前の事件当時の新たな記憶がフラッシュバック。「お前はやっていない。いいか? この人を殺したのは俺だ、わかったな?」とささやく考の声が耳に響いた。

原田幸太郎(阿部サダヲ)(C)テレビ朝日
一方、事件の再捜査を担当する刑事の黒川(杉野遥亮)も、考の供述に違和感を覚えており、再び、事件の真相に疑問が生じている。
阿部「蔵之介さんとのシーン辺りから事件の真実に突っ込む」
第8話では、「やっぱり私が布勢を殺したのかもしれない」と言い出したネルラの言葉を聞いた幸太郎が、自身で真相を突き止める決意を固め、凶器と傷跡の関連性ついて、児玉に相談する。佐々木は「関西弁をしゃべる怪しげな?法医学者を演じさせていただきました。事件解明の大事なカギを握っているとか、いないとか…!? 是非お楽しみに!」と番組をPR。児玉の意見を聞いた幸太郎が事件の核心に迫るという。

原田ネルラ(松たか子)(C)テレビ朝日
2人が同じ場面で共演するのは、「医龍-Team Medical Dragon-」シリーズ(06~14年)以来、約11年ぶりで、佐々木は「凄く楽しみにして臨みました。撮影シーンは核心を突きながらも愉快なやりとりで、心地良い現場でした。終わった後、『もっと出たかったなあ~』と思って帰りました(笑)」と感激。一方の阿部も、「蔵之介さんが『1日だけスケジュールが空いた』と言ってわざわざ京都から駆けつけてくださって有り難かったです!」と感謝し、「蔵之介さんとのシーン辺りから幸太郎が事件の真実に突っ込んでいくので、視聴者の方々も是非、幸太郎と一緒に真実に迫っていただけたら」と見どころを語った。

警視庁捜査一課の黒川竜司警部補(杉野遥亮)(C)テレビ朝日