「雷」が鳴っている時に“コンセントを抜く”はNG!慌てて抜く前に知っておきたい“2つのこと”

「雷」が鳴っている時に“コンセントを抜く”はNG!慌てて抜く前に知っておきたい“2つのこと”
雷が鳴っているさなかに「コンセントを抜く」がNGな理由
コンセントを抜くところ
コンセントがつながっている家電製品は、雷の影響で故障するおそれがあります。雷サージと呼ばれる過剰な電圧・電流によって、家電が使えなくなるケースがあるのです。
これを防ぐため、「雷が鳴ったらコンセントを抜く」という方もいるかもしれませんが、これはとても危険。雷が近くに落ちたとき、建物を伝って電流が一気に広がることがあるからです。そのタイミングでコンセントに触れると、感電するおそれがあります。
これなら安心!電化製品を雷から守る「対策」
コンセント
家電を守れても、自分がダメージを受けては意味がありません。雷サージによる被害を防ぐためにも、コンセントを抜かずして行える安全な対策を取り入れてください。
1.雷ガードつきのコンセントを使う
雷サージ対策機能付きの電源タップを使えば、落雷が起きても大切な家電を雷サージから守れます。もちろん、コンセントを抜く必要はありません。
ただし、リスクを100%防げるわけではなく、過電流を一度でも吸収すると効果がなくなるため注意が必要です。雷ガード機能はランプの点灯で確かめられるものが多いので、使えなくなったら買い替えを検討しましょう。
2.保険を見直す
もしものときの備えとして、火災保険や家財保険が落雷被害に対応しているかを確認しておくのも大切です。家財に保険をかけた場合は、「落雷による家電の故障」などが補償対象になる場合があります。
保険証券を見直すときは、家財保険の内容を確認し、過電流による損害が生じた場合に補償する内容が含まれているかどうかを見ましょう。保険の補償があれば、万が一の故障にも落ち着いて対処できるはずです。
雷が鳴ったらコンセントには触らない
雷が発生している時にコンセントを抜くのは、安全上のリスクが高くおすすめできません。
感電や電解製品の故障を防ぐためにも、電源タップや家財保険を見直して、コンセントを抜かずに行える対策を行いましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア
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