40代主婦「やめたら節約になった」習慣3つ。麦茶づくり、特売品の買いだめはしない
日々当たり前だと思い込んでいる習慣を、あえて見直したことで、暮らしがラクになり、節約にもつながった事例を紹介します。夫の転勤による5回の引っ越しを経て、すっきり暮らしにシフトしたかなさん(現在40代)のケースです。ここでは、やめたら節約になったと感じる習慣3つについて語ります。
「買うのはここに入る分だけ」と決めている買い物バッグ
【写真】コンビニドリンクの代わりに飲んでいるもの
1:麦茶をつくるのをやめて、ミネラルウォーターに
40代主婦「やめたら節約になった」習慣3つ。麦茶づくり、特売品の買いだめはしない
以前は毎日麦茶を沸かしてつくっていました。「子どもの水筒に入れて持っていくのは麦茶でないと」と思っていたので、冷蔵庫には常に1Lを用意するようにしていました。
ですが、毎日やかんとボトルを洗うのに加え、茶渋が目立ちやすく、漂白の手間が地味なストレスでした。そこで、思いきって麦茶をつくるのをやめて、ミネラルウォーターでOKにしました。
漂白の手間がなくなったことで、毎日の家事の時短にもなり、麦茶パックもストックする必要がなくなりました。子どもも「水がいい」と逆に喜んでいる様子で、思いきってやめてよかったことのひとつです。
2:コンビニに立ち寄らず、手づくりドリンクを楽しむ
市街地に住んでいた頃は、近くにコンビニがあるので気軽に立ち寄って、ついつい目的のもの以外にもジュースやお菓子などカゴに入れてしまい、気づけば予定外の出費になることがしばしばありました。
40代に入って、健康診断の数値が気になるようになってきたこともあり、砂糖が多く入ったコンビニのドリンクを買わないように心がけ、ムダづかいを大幅に削減できたと実感しています。
さらに、レモンシロップや梅シロップを手づくりしてソーダで割って飲むようになって、甘い飲みものを買うこともぐっと減りました。
3:特売品の買いだめをやめて、食品ロスも防止
私は「おトク」という響きに弱く、食材でも日用品でも「特売」の文字を見るとついつい興奮して、1つでいいのにもう1つ余計に買う、ということをしていました。
ですが、結局消費期限内に使いきれずにムダにしてしまったり、普段使わない日用品でも香りが合わなかったり、なんとなく使い心地がなじまなかったりと、うまく活用しきれず反省することが多々ありました。
現在は「特売だから買う」ということはやめて、普段使っているものをリピート購入することを意識しています。食べ慣れたものや使い慣れたものは使いきりがしやすく、無駄も減らせて大量ストックの置き場に困るという悩みからも解放されました。
当たり前になっている習慣を見直すことで、節約になるだけでなく、心の負担を軽くできたり、日々の暮らしがラクになることもあります。「これってやめたらどうなるかしら?」と考える余白をとってみるといいかもしれません。