8年間続く「家計簿のつけ方」のコツ3つ。レシートをお菓子缶に入れ、今週の支出をざっくり知る
家計簿は「続かない」「残高が合わなくてイヤになる」「面倒くさい」といったお悩みをよく聞きます。しかし、節約や貯蓄をするために、なんとか使いこなしたいところ。そこで、約8年間ゆるく続いている「紙の家計簿」を、ESSEフレンズエディターでFPの資格をもつkiyoさんがご紹介します。
使いやすければ、どんな家計簿やダイアリー帳・手帳でもOK
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1:家計簿は週1回でOK。きっかけが生まれたら続く
レシートをためておく缶。これがいっぱいになる週は要注意!
家計簿が続かない理由として、「こまめにつけるのは面倒」「時間がない」などが挙げられます。しかし、お財布の残高と毎日合わせなくても大丈夫。私の場合は週に1度、日曜日にまとめてつけています。
以前は子どもが塾に行く曜日にしていました。そうすると「塾に行っている時間は家計簿をつける」というきっかけが生まれて続けられました。
そして、家計簿のつけ方も簡略化。1週間分のレシートをあき缶にためておき、費目ごとの金額を集計して書くだけです。使った記録がそのまま残るので、手元の残高と合わせることもありません。ちなみに、キャッシュレス払いでもレシートをもらうようにしています。
2:費目は大きく3つに絞って集計
メモは自分が分かればOK。1か月の集計は欠かせません
費目が多いと面倒ですよね。そこで私は、毎月変動する「食費」「雑費」「特別な支出(洋服や書籍代、外食代など)」の3つに絞って集計しています。1つのレシートに食費と日用品が入っているときでも、食費がメインであればざっくり「食費」とします。1か月の予算を決めておき、そのなかに収まればOKです。
別パターンとして、たとえばコンビニでのなんとなく買いや、100均でのついで買いを減らしたいのであれば「コンビニ代」「100均」という狙いの費目を決めるとよいのではないでしょうか。
3:続かなくても「再開する」ことが大事
どうしても忙しくて時間がとれない週もあります。そんなときは気にせず、1週間抜かしてOK。次の週から再開します。とにかく「続ける」ことで、支出が予算内に収まっているかチェックすることを第一に考えています。
過去の家計簿を見ると、支出のクセのようなものが見えてきます。節約や貯蓄をするためには、そのクセへの対策を考えるとよいと思います。お金の使い方を考えるため、ぜひ家計簿を続けてみてはいかがでしょうか。